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【インコの火葬で遺骨は残る?】火葬費用の相場と業者選びのポイントを解説

読了 16分
インコ 火葬 費用について伝える、白い花と柔らかな自然光に囲まれたインコと、遺骨の残り方や費用相場、業者選びのポイントをまとめたアイキャッチ

手のひらに収まるほどの小さな体を前にして、「この子も火葬してもらえるのだろうか」と迷う方は少なくありません。犬や猫と違って周りに経験者が少なく、相談できる相手が見つからないという声もよく聞きます。

インコの火葬に対応している業者は各地にあり、費用は4,000円から20,000円前後が目安です。小さな体でも、嘴や頭の骨まで残せることがあります。

この記事では『ones ceremony』が、インコの火葬費用の相場から依頼先ごとの違い、遺骨をきれいに残すための業者選び、火葬までの安置方法までをご紹介します。

インコの火葬費用について、火葬方法別の費用相場、遺骨が残るかどうか、自治体に依頼する場合、見積もりで確認することをまとめた図解

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インコの火葬費用の相場|4,000円から20,000円前後

インコの火葬費用は、依頼先と火葬方法によって幅があります。訪問火葬なら4,000円前後から、施設への持ち込みなら7,000円前後からというのが一つの目安です。

犬や猫と比べると金額は抑えられます。体が小さく火葬時間も短い為、料金区分では最も低いところに収まるのが一般的です。

内訳目安
火葬料金4,000~20,000円前後
オプション費用3,000~10,000円前後
総額の目安7,000~30,000円前後

ただし、業者によって料金の考え方は大きく異なります。「1kg未満は一律15,000円」と設定し、骨壺と骨袋を含めているところもあれば、火葬料金だけを低く見せて骨壺を別料金にしているところもあります。

小鳥の場合、火葬料金そのものが抑えられるぶん、骨壺代などの割合が相対的に大きくなります。表示価格だけで比べず、総額でいくらになるかを確認しておきましょう。

自治体に依頼する場合は、さらに費用を抑えられます。札幌市では小鳥の火葬料金を1,000円と定めており、多くの自治体は1,000円から3,000円前後の範囲です。

参考:札幌市「ペットの火葬」https://www.city.sapporo.jp/inuneko/main/kasou.html

インコの火葬方法は3種類|合同・一任個別・立会個別

火葬方法は大きく3つに分かれます。遺骨を返してもらえるか、立ち会えるかによって選ぶプランが変わります。

火葬方法費用の目安立会い返骨
合同火葬4,000~10,000円前後不可不可
一任個別火葬10,000~18,000円前後不可可能
立会個別火葬12,000~25,000円前後可能可能

合同火葬

合同火葬は、他のペットと一緒に火葬する方法です。最も費用を抑えられますが、遺骨は混ざる為、返骨には対応していません。火葬後は霊園の合同墓や供養塔に納められ、お参りに行ける施設も多くあります。

一任個別火葬

一任個別火葬は、1羽だけを個別の炉で火葬し、拾骨まで業者が行うプランです。立ち会いはできませんが、遺骨は骨壺に納めて返してもらえます。3つのなかでは中間の価格帯で、返骨を希望しつつ時間を確保しにくい方に向いています。

立会個別火葬

立会個別火葬は、火葬に立ち会い、自分の手で拾骨できるプランです。人のお葬式に近い流れでお別れができます。インコの骨は細く小さい為、拾骨に不安がある場合はスタッフが手を添えて進めてくれるところもあります。

小鳥の場合、合同火葬を選ぶと遺骨がほとんど残らない可能性もあります。手元に残したいのであれば、個別のプランを選んでおくのが確実です。

依頼先で変わるインコの火葬費用

同じ火葬でも、どこに依頼するかで金額と対応は変わります。費用を抑えられる順に見ていきましょう。

依頼先費用の目安返骨特徴
自治体1,000~3,000円前後難しい持ち込みが必要
訪問火葬4,000~20,000円前後可能自宅まで来てもらえる
ペット霊園・火葬場7,000~25,000円前後可能設備が整い供養まで相談できる

自治体

自治体に依頼すると、最も費用を抑えられます。札幌市を例にあげると小鳥の火葬料金を1,000円と定めており、多くの自治体は1,000円から3,000円前後です。

参考:札幌市「ペットの火葬」https://www.city.sapporo.jp/inuneko/main/kasou.html

ただし対応は限られます。札幌市の場合、実施されるのは合同火葬で、立ち会いも返骨もできません。遺体は自分で持ち込むことになり、副葬品もお花を除いて自粛を求められています。

なお札幌市では、遺骨と遺灰を支所の敷地内に埋葬し、動物慰霊碑を建立しています。返骨はなくても、お参りできる場所が用意されている自治体もあります。

訪問火葬

訪問火葬は、火葬炉を積んだ車で自宅まで来てもらう方法です。4,000円前後から対応している業者もあり、小鳥なら比較的抑えられた金額で依頼できます。

遺体を運ぶ手間がなく、住み慣れた家のそばでお別れができるのが利点です。24時間受付のところも多く、急なお別れにも動きやすいでしょう。

ただし、車を停めるスペースが必要になります。屋根のある駐車場や地下では実施できない為、自宅周辺の環境を事前に伝えておきましょう。

ペット霊園・火葬場

ペット霊園や火葬場へ持ち込む方法は、7,000円前後からが目安です。固定式の火葬炉を使う為、火力や温度の調整がしやすいという特徴があります。

小鳥の火葬実績が豊富な施設なら、細かい骨まで残しやすくなります。納骨堂や合同墓を併設しているところも多く、火葬後の供養までまとめて相談できます。

一方で、遺体を自分で運ぶ必要があります。施設によってはお迎えに対応しているところもある為、問い合わせの際に確認してみましょう。

火葬料金以外にかかる費用

インコの火葬では、火葬料金そのものが抑えられるぶん、付随する費用の割合が大きくなります。総額で比べておくと差が出にくくなります。

項目費用の目安内容
骨壺・骨袋3,000~5,000円前後小鳥用の小さな骨壺。プランに含まれる場合もある
出張費無料~5,000円前後訪問火葬や施設へのお迎えを利用する場合
深夜・早朝料金3,000~5,000円前後対応時間帯による加算
納骨・供養料5,000円~霊園の合同墓や納骨堂へ納める場合
メモリアルグッズ5,000円~遺骨ペンダントや写真立てなど

たとえば火葬料金が7,000円でも、骨壺代3,300円が加われば総額は10,300円になります。火葬料金の5割近くが上乗せされる計算です。

インコ用の桐の骨入れを別途3,300円で用意している施設もあれば、1kg未満15,000円のプランに骨壺と骨袋を含めている施設もあります。表示価格が低いから総額も低いとは限りません。

見積りの段階では、次の点を確認しておきましょう。

  • 骨壺や骨袋がプランに含まれているか
  • 出張費が無料になる
  • エリアはどこまでか
  • 表示価格が税込みか
  • 税別か
  • 当日に追加を求められる項目があるか

小さな体だからこそ、金額の差は割合として大きく響きます。総額でいくらになるかを、依頼前にはっきりさせておきましょう。

インコの火葬で遺骨は残る?|嘴や頭蓋骨も残ることが多い

結論、インコの遺骨は残せます。生まれたばかりの雛でなければ、骨だけでなく嘴まで残ることが一般的です。

体格による違いは次のとおりです。

種類遺骨の残り方
セキセイインコ・コザクラインコ細かい骨と嘴が残る
オカメインコ・大型インコ頭蓋骨や足の骨がしっかり残る

オカメインコや大型インコの場合、遺骨は10~20グラム程度になるとされています。手のひらに乗るほどの量ですが、形のある骨として確かめられます。

ただし、どの業者に頼んでも同じ結果になるわけではありません。小鳥の骨は細く繊細な為、高温で火葬しすぎると灰になってしまうことがあります。犬猫向けの大きな炉では火力が強すぎ、風で骨が飛ばされてしまう場合もあります。

遺骨を残したいのであれば、小動物専用の炉を備え、温度調整に慣れた業者を選ぶことが欠かせません。小鳥の火葬実績が豊富な施設なら、細かい骨まで丁寧に扱ってもらえるでしょう。

申し込みの際に「お骨を残したい」と伝えておくと、より丁寧に対応してもらえることもあります。

遺骨をきれいに残すための業者選び

小鳥の火葬は、設備と経験の差が結果に出やすい分野です。申し込む前に、次の点を確かめておきましょう。

確認項目見るポイント
小動物専用の火葬炉小鳥に対応した炉を備えているか
小鳥の火葬実績インコや文鳥の事例が掲載されているか
温度調整体格に合わせて火力を落とせるか
返骨の可否骨が残らなかった場合の対応をどうしているか
料金の内訳骨壺代を含む総額が示されているか
事業者情報所在地・連絡先が明記されているか

なかでも見ておきたいのが、小鳥の火葬実績です。ホームページに「小鳥の火葬に対応」と書かれていても、実際の件数や事例までは分かりません。ブログや口コミで、インコを見送った例が紹介されているかを確認してみましょう。

問い合わせの際は、「インコの火葬をお願いしたいのですが、お骨は残りますか」と直接聞いてみてください。答え方が具体的であれば、それだけ経験があると考えられます。

反対に、犬猫と同じ料金体系しか用意していない業者や、小動物の扱いについて説明できない業者は、避けておくほうが安心です。

インコが亡くなってから火葬までの安置方法

小鳥は、犬や猫と比べると遺体の変化が進みにくいとされています。とはいえ体が小さく乾燥もしやすい為、涼しい場所で保つことが大切です。

安置の手順は次のとおりです。

  1. 箱を用意する:ティッシュペーパーの空き箱の上部を切り抜いて使う方法があります。専用の棺でなくても構いません。
  2. 底に敷物を置く:箱の底にガーゼや綿を敷き、その上に寝かせます。羽が乱れているようなら、指先でそっと整えてあげましょう。
  3. 体に布をかける:ハンカチや薄手のタオルを上からかけます。乾燥を防ぐ役割もあります。
  4. 保冷する:ドライアイスがなければ、氷をジップロックなどの袋に詰め、タオルで巻いたものを下に敷きます。その上に箱を置く形です。
  5. 涼しい場所に置く:直射日光の当たらない、湿気の少ない部屋を選びます。

この方法であれば、3日から4日ほど状態を保てるとされています。ただし夏場や暖房の効いた室内では変化が早まる為、当日から翌日中の火葬を検討しておくと安心です。

冬場であれば1〜2日は無理なく安置できます。家族の予定を合わせたい場合は、業者に相談すれば遺体を預かってもらえることもあります。

インコの火葬に一緒に納められるもの

インコのお別れのときには、花やおやつを添えてあげられます。ただしインコは体が小さい為、量やサイズには気をつけたいところです。

納められるものの例は次のとおりです。

  • 小輪系の花生前好きだったおやつ(少量)
  • 手紙やメッセージカード
  • 羽や写真のコピー

花は、小輪系のガーベラ、スプレーカーネーション、スプレーバラ、スプレー菊、デンファレ、スターチスなどが向いています。体が小さいぶん、大輪の花だと埋もれてしまう為です。

量にも注意しましょう。花やおやつを多く入れすぎると燃焼の妨げになり、遺骨が残りにくくなることがあります。ほんの少しだけ添えるという意識で選んでみてください。

インコの火葬で一緒に納められないもの

一方で、納められないものもあります。

  • 金属やプラスチック製のもの(首輪、おもちゃ、鏡など)
  • ガラス製品ビニール袋やラッピング材

ケージの中で使っていたおもちゃを一緒に、と考える方もいらっしゃいますが、素材によっては入れられません。事前に業者へ確認しておくと、当日落ち着いてお別れができます。

写真は現物ではなくコピーを納めるという方法もあります。手元に残しておきたいものは、無理に納めなくて構いません。

火葬後の供養方法

返骨を受けたあと、遺骨をどうするかに決まりはありません。落ち着いてから考えて構いません。

主な方法は次の3つです。次の章で詳しく見ていきましょう。

  • 手元供養:小さな骨壺のまま自宅に置く、またはペンダントに移して身につける
  • 納骨:ペット霊園の合同墓や納骨堂へ納める
  • 埋葬:自宅の敷地やプランターへ埋める

手元供養

手元供養は、遺骨を自宅で保管する方法です。小鳥は遺骨の量が少ない為、この方法を選ぶ方が多く見られます。

小さな骨壺や桐の骨入れに納めておけば、場所も取りません。ペンダントに移して身につけるという方法もあります。

湿気で傷むことがある為、風通しのよい場所に置き、乾燥剤を添えておきましょう。

納骨

納骨は、ペット霊園へ遺骨を納める方法です。他の子と一緒の合同墓と、個別に安置する方法から選べます。

合同墓は5,000円前後から、個別安置は年単位の費用がかかる場合もあります。インコ専用の合同納骨塚を用意している施設もあります。

管理を任せられ、お参りに行ける場所ができるのが利点です。

埋葬

埋葬は、遺骨を土に還す方法です。自宅の敷地やプランターへ埋められますが、公園や河川敷、他人の土地は使えません。

気をつけたいのが、火葬せずにそのまま土に埋める方法です。害虫や異臭が発生しやすく、他の動物に掘り返されることもある為、埋葬するなら火葬後に行うのが望ましいとされています。

マンションにお住まいなら、プランター葬という方法もあります。引っ越しの際にプランターごと移動できる為、埋めた場所を離れずに済みます。

インコの火葬費用に関するよくある質問

費用や手続きについて気になる点に、順番にお答えします。

質問

インコの火葬はいくらからできますか?

回答

訪問火葬なら4,000円前後から、施設への持ち込みなら7,000円前後からが目安です。自治体に依頼する場合は1,000円前後で対応しているところもあります。

ただし骨壺代が別料金になっていることも多く、総額は10,000円を超えることもあります。プランに何が含まれているかを確認しておきましょう。

質問

インコが亡くなってから何日以内に火葬すればよいですか?

回答

冬場であれば1〜2日、保冷しながら安置できていれば3〜4日ほど状態を保てるとされています。

夏場や暖房の効いた室内では変化が早まります。そうした時期は当日から翌日中の火葬を検討しましょう。日程が合わない場合は、遺体を預かってもらえる業者もあります。

質問

インコの遺骨はどれくらい残りますか?

回答

オカメインコや大型インコでは10〜20グラム程度になるとされています。生まれたばかりの雛でなければ、嘴や頭蓋骨も残ることが一般的です。

ただし炉の火力が強すぎると灰になってしまうこともあります。小動物専用の炉を備えた業者を選んでおくと、きれいに残しやすくなります。

質問

自治体にインコの火葬を頼めますか?

回答

対応している自治体があります。札幌市では小鳥の火葬料金を1,000円と定めており、費用を大きく抑えられます。

ただし合同火葬となる為、立ち会いも返骨もできません。遺体は自分で持ち込むことになります。遺骨を残したい場合は、民間の業者を選びましょう。

質問

インコを庭に埋めても問題ありませんか?

回答

自宅の敷地であれば問題ありません。公園や河川敷、他人の土地へ埋めることはできません。

火葬せずにそのまま埋めると、害虫や異臭が発生しやすくなります。他の動物に掘り返されることもある為、埋葬するなら火葬後に行うほうが安心です。

質問

複数のインコを一緒に火葬できますか?

回答

業者によっては対応してもらえます。同じ時期に亡くなった場合や、以前に亡くなった子の遺骨と一緒にしたい場合は相談してみましょう。

まとめて依頼することで料金が調整されるケースもあります。ただし遺骨が混ざることになる為、個別に残したいかどうかを先に決めておきましょう。

質問

インコの火葬にかかる時間はどれくらいですか?

回答

30分前後が目安です。体が小さいぶん、犬や猫と比べて短時間で終わります。

立会個別火葬の場合は、お別れの時間や拾骨を含めて1時間ほど見ておくとよいでしょう。当日中に遺骨を持ち帰れることがほとんどです。

質問

インコの火葬費用はペット保険で補償されますか?

回答

一般的なペット保険では、火葬や葬儀の費用は補償の対象外とされています。

ただし保険会社によっては、葬祭費用の特約を用意している場合もあります。加入している保険の内容を確認してみてください。

まとめ

インコの火葬費用は、訪問火葬なら4,000円前後から、施設への持ち込みなら7,000円前後からが目安です。自治体に依頼すればさらに抑えられますが、返骨や立ち会いは難しくなります。

気をつけたいのは、表示料金がそのまま総額になるとは限らないことです。骨壺代が加わると火葬料金の5割近くが上乗せされることもあります。総額でいくらになるかを確かめておきましょう。

小さな体でも、遺骨は残せます。生まれたばかりの雛でなければ、嘴や頭の骨まで残ることが一般的です。ただし炉の火力が強すぎると灰になってしまう為、小動物専用の炉を備え、小鳥の火葬実績がある業者を選ぶことが大切です。

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