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【ハリネズミの火葬費用の相場】針・遺骨は残る?火葬方法についても解説

読了 17分
ハリネズミ 火葬 費用について伝える、白い花と柔らかな自然光に囲まれたハリネズミと、針や遺骨の残り方、火葬方法をまとめたアイキャッチ

ハリネズミとの別れは、ある日とつぜん訪れることがあります。寿命は2年から5年ほどと短く、ストレスに弱い動物でもある為、心の準備が整わないまま見送ることになる方も少なくありません。

そんななかで気になるのが、「この子の針は残るのだろうか」という点ではないでしょうか。手のひらに収まる小さな体で、遺骨がきちんと残るのかも心配になります。

先にお伝えすると、針は火葬で残すことができません。一方で遺骨は、設備の整った業者に頼めばきれいな形で残せます。

この記事では『ones ceremony』が、ハリネズミの火葬費用の相場から針と遺骨の残り方、業者選びのポイント、火葬までの安置方法までをご紹介します。

ハリネズミの火葬費用について、火葬方法別の費用相場、針と遺骨が残るかどうか、自治体に依頼する場合、見積もりで確認することをまとめた図解

ハリネズミの火葬費用の相場|4,450円から15,000円前後

ハリネズミの火葬費用は、依頼先と火葬方法によって幅があります。自治体なら4,450円前後から、民間の業者なら7,000円前後からが目安です。

体重によって料金区分が変わる点にも注意しましょう。公営の火葬場では、500グラム未満と500グラム以上で金額が分かれるのが一般的です。多くのハリネズミは500グラムより軽い為、低いほうの区分に収まります。

内訳目安
火葬料金4,450~15,000円前後
オプション費用3,000~10,000円前後
総額の目安7,500~25,000円前後

自治体に依頼する場合、500グラム未満で4,450円前後、それ以上で9,000円前後が相場とされています。民間の業者では合同火葬が7,000円前後、一任個別火葬が12,000円前後です。

小動物の場合、火葬料金そのものが抑えられるぶん、骨壺代などの割合が相対的に大きくなります。表示価格だけで比べず、総額でいくらになるかを確認しておきましょう。

ハリネズミの火葬方法は3種類|合同・一任個別・立会個別

火葬方法は大きく3つに分かれます。遺骨を返してもらえるか、立ち会えるかによって選ぶプランが変わります。

火葬方法費用の目安立会い返骨
合同火葬7,000~10,000円前後不可不可
一任個別火葬12,000~18,000円前後不可可能
立会個別火葬15,000~25,000円前後可能可能

合同火葬

合同火葬は、他のペットと一緒に火葬する方法です。最も費用を抑えられますが、遺骨は混ざる為、返骨には対応していません。火葬後は霊園の合同墓や供養塔に納められ、お参りに行ける施設も多くあります。

一任個別火葬

一任個別火葬は、1匹だけを個別の炉で火葬し、拾骨まで業者が行うプランです。立ち会いはできませんが、遺骨は骨壺に納めて返してもらえます。時間を確保しにくい方でも利用しやすい方法です。

立会個別火葬

立会個別火葬は、火葬に立ち会い、自分の手で拾骨できるプランです。人のお葬式に近い流れでお別れができます。ハリネズミの骨は細く小さい為、拾骨に不安がある場合はスタッフが手を添えて進めてくれるところもあります。

遺骨を手元に残したいのであれば、個別のプランを選びましょう。合同火葬を選んだ場合、遺骨を受け取ることはできません。

依頼先で変わるハリネズミの火葬費用

同じ火葬でも、どこに依頼するかで金額と対応は変わります。費用を抑えられる順に見ていきましょう。

依頼先費用の目安返骨特徴
自治体850~4,500円前後難しい持ち込みが必要
訪問火葬7,000~25,000円前後可能自宅まで来てもらえる
ペット霊園・火葬場10,000~25,000円前後可能設備が整い供養まで相談できる

自治体

自治体に依頼すると、最も費用を抑えられます。金額は地域によって大きく異なり、札幌市ではネズミやリス、ハムスターなどの小動物を850円と定めています。一方、相模原市では種類や大きさに関わらず1体4,300円です。

参考:札幌市「ペットの火葬」https://www.city.sapporo.jp/inuneko/main/kasou.html 

参考:相模原市「動物の死体を処理してほしい」https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisei/1026875/faq/gomi/1002591.html

ただし対応は限られます。多くの自治体では合同火葬となり、立ち会いも返骨もできません。遺体は自分で持ち込むことになり、副葬品も制限されます。

大阪市のように、高温で処理する為に骨がほとんど残らないと明記している自治体もあります。遺骨を残したいのであれば、民間の業者を選びましょう。

参考:大阪市「ペットなどが死んだ場合の引き取り」https://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000370528.html

訪問火葬

訪問火葬は、火葬炉を積んだ車で自宅まで来てもらう方法です。遺体を運ぶ手間がなく、住み慣れた家のそばでお別れができます。

24時間受付のところも多く、急なお別れにも動きやすいのが特徴です。ハリネズミは突然亡くなることもある為、この点は大きな利点といえます。

ただし、車を停めるスペースが必要になります。屋根のある駐車場や地下では実施できない為、自宅周辺の環境を事前に伝えておきましょう。

ペット霊園・火葬場

ペット霊園や火葬場へ持ち込む方法は、固定式の火葬炉を使う為、火力や温度の調整がしやすいという特徴があります。

ハリネズミの火葬実績が豊富な施設なら、細かい骨まで残しやすくなります。納骨堂や合同墓を併設しているところも多く、火葬後の供養までまとめて相談できます。

一方で、遺体を自分で運ぶ必要があります。施設によってはお迎えに対応しているところもある為、問い合わせの際に確認してみましょう。

火葬料金以外にかかる費用

ハリネズミの火葬では、火葬料金そのものが抑えられるぶん、付随する費用の割合が大きくなります。総額で比べておくと差が出にくくなります。

項目費用の目安内容
骨壺・骨袋3,000~5,000円前後小動物用の小さな骨壺。プランに含まれる場合もある
出張費無料~5,000円前後訪問火葬や施設へのお迎えを利用する場合
深夜・早朝料金3,000~5,000円前後対応時間帯による加算
納骨・供養料6,000円~霊園の合同墓や納骨堂へ納める場合
永代供養料15,000円~長期の管理と供養を任せる場合
メモリアルグッズ5,000円~遺骨ペンダントや写真立てなど

たとえば火葬料金が12,000円でも、骨壺代3,300円が加われば総額は15,300円になります。表示価格の1.3倍という計算です。

納骨まで考えているなら、さらに費用がかかります。霊園によっては、その施設で火葬した場合と、他所で火葬した遺骨を持ち込む場合とで料金が変わることもあります。

見積りの段階では、次の点を確認しておきましょう。

  • 骨壺や骨袋がプランに含まれているか
  • 出張費が無料になるエリアはどこまでか
  • 表示価格が税込みか税別か
  • 納骨を希望する場合の費用はいくらか

小さな体だからこそ、金額の差は割合として大きく響きます。総額でいくらになるかを、依頼前にはっきりさせておきましょう。

ハリネズミの火葬で針は残る?|針は燃えて残らない

結論からお伝えすると、火葬で針を残すことはできません。硬く骨のように見えますが、針の正体は体毛だからです。

ハリネズミの針は、体毛が一本一本集まって硬化したものです。素材としては髪の毛や動物の毛と同じで、火葬の熱では燃え尽きてしまいます。骨のように残ることはありません。

どうしても針を手元に残しておきたい場合は、火葬の前に切り取っておくという方法もあります。実際にそうされる飼い主の方もいらっしゃいます。次の章では、どのような骨が残るのかをご紹介します。

ハリネズミの遺骨はきれいに残せる

針は残せませんが、遺骨は形のあるまま残せます。生まれたばかりの赤ちゃんでなければ、設備の整った業者に頼むことできれいに残せるとされています。

小さな体ですが、火葬技術が進んだ施設では細部まで残せるようになってきました。足の指の骨まで残せるようになったという施設もあります。

そうした結果を支えているのが、火葬時の工夫です。たとえば火葬炉の火口から頭を遠ざけ、直接火が当たらないようにすることで、頭蓋骨の天辺が開いたり欠けたりするのを防いでいる施設があります。専用の布団を使って火葬する方法を考案したところもあります。

一方で、犬猫向けの大きな炉では火力が強すぎ、骨が灰になってしまうことがあります。炉内の風で細かい骨が飛ばされてしまう場合もあります。

つまり、遺骨が残るかどうかは業者の設備と技術に左右されるということです。次の章で、どのような点を確かめればよいかをご紹介します。

遺骨をきれいに残すための業者選びのポイント

ハリネズミの火葬は、設備と経験の差が結果に出やすい分野です。申し込む前に、次の点を確かめておきましょう。

確認項目見るポイント
小動物専用の火葬炉ハリネズミに対応した炉を備えているか
ハリネズミの火葬実績実際の事例や件数が掲載されているか
火葬時の工夫火力の調整や骨を守る方法を説明できるか
返骨の可否骨が残らなかった場合の対応をどうしているか
料金の内訳骨壺代を含む総額が示されているか
事業者情報所在地・連絡先が明記されているか

小動物専用の火葬炉

小動物専用の炉を備えているかが第一の確認点です。犬猫向けの大きな炉では火力が強すぎ、骨が灰になってしまうことがあります。

炉の写真を掲載している、見学を受け付けているといった姿勢があれば、より判断しやすくなります。

ハリネズミの火葬実績

「小動物に対応」と書かれていても、ハリネズミを扱った経験があるとは限りません。ホームページやブログに事例が紹介されているかを見てみましょう。

地図サービスやポータルサイトの口コミも判断材料になります。

火葬時の工夫

火力の調整や、骨を守るための方法を説明できるかを確かめます。火口から頭を遠ざける、専用の布団を使うなど、施設ごとに工夫があります。

「お骨はどのように残りますか」と聞いたとき、具体的に答えられる業者なら経験があると考えられます。

返骨の可否

個別火葬を選んでも、骨が残らない可能性はゼロではありません。そうした場合にどう対応するかを、事前に確認しておきましょう。

説明を避ける業者よりも、リスクを含めて話してくれる業者のほうが信頼できます。

料金の内訳

骨壺代を含む総額が示されているかを見ます。火葬料金だけを低く見せて、後から加算する業者もあります。

見積書を書面かメールで残してもらえるかどうかも、あわせて聞いておきましょう。

事業者情報

所在地や固定電話が明記されているかを確認します。火葬後に連絡が取れなくなるといった事態を避ける為です。

自社の火葬炉を持たず、他社へ委託している業者もあります。設備の所有についても聞いておくと安心です。

ハリネズミが亡くなってから火葬までの安置方法

ハリネズミは体が小さい為、遺体の変化が進みやすい面があります。涼しい場所で保冷しながら安置しましょう。

安置の手順は次のとおりです。

  1. 体を整える:濡らしたガーゼやコットンで、口元や体の汚れをやさしく拭き取ります。丸まった姿勢のままでも構いません。
  2. 箱を用意する:小さめの箱にタオルやペットシーツを敷き、その上に寝かせます。専用の棺でなくても差し支えありません。
  3. 保冷する:保冷剤やドライアイスを布で包み、体の下と周囲に置きます。おなかのあたりは傷みが進みやすい為、重点的に冷やしておきましょう。
  4. 涼しい場所に置く:直射日光の当たらない部屋を選びます。夏場は冷房を使って室温を下げておくと安心です。

なお、タッパーなどの容器に入れて冷蔵庫で保冷するという方法もあります。体が小さいぶん場所を取らず、安定した温度で保てるのが利点です。この方法で1週間ほど置いてから火葬した例もあるとされています。

ただし、食品と同じ空間に置くことに抵抗を感じる方もいらっしゃるでしょう。ご家族とも相談したうえで決めてみてください。一般的な保冷であれば、冬場は2〜3日、夏場は当日から翌日中の火葬を目安に考えておくと安心です。

ハリネズミの火葬に一緒に納められるもの

お別れのときには、花やおやつを添えてあげられます。ただし体が小さい為、量やサイズには気をつけたいところです。

納められるものの例は次のとおりです。

  • 小輪系の花生前好きだったおやつ(少量)
  • 手紙やメッセージカード写真のコピー

花は、小輪系のガーベラ、スプレーカーネーション、スプレーバラ、スプレー菊、デンファレ、スターチスなどが向いています。体が小さいぶん、大輪の花だと埋もれてしまう為です。

おやつも少量であれば一緒に納められます。ドライワームなど、生前よく食べていたものを添えてあげるとよいでしょう。

ただし量には注意が必要です。花やおやつを入れすぎると燃焼の妨げになり、遺骨が残りにくくなることがあります。ほんの少しだけ添えるという意識で選んでみてください。

ハリネズミの火葬で一緒に納められないもの

一方で、以下のような納められないものもあります。

  • 金属やプラスチック製のもの(回し車、給水器など)
  • ガラス製品ビニール袋やラッピング材

ケージで使っていたおもちゃを一緒に、と考える方もいらっしゃいますが、素材によっては入れられません。事前に業者へ確認しておくと、当日落ち着いてお別れができます

火葬後の供養方法

返骨を受けたあと、遺骨をどうするかに決まりはありません。落ち着いてから考えて構いません。

手元供養

手元供養は、遺骨を自宅で保管する方法です。ハリネズミは遺骨の量が少ない為、この方法を選ぶ方が多く見られます。

小さな骨壺に納めておけば場所も取りません。湿気で傷むことがある為、風通しのよい場所に置き、乾燥剤を添えておきましょう。

納骨

納骨は、ペット霊園へ遺骨を納める方法です。合同墓と個別安置から選べます。

費用は6,000円前後からが目安です。その施設で火葬した場合と、他所で火葬した遺骨を持ち込む場合とで料金が変わることもある為、事前に確認しておきましょう。

埋葬

埋葬は、遺骨を土に還す方法です。自宅の敷地やプランターへ埋められますが、公園や河川敷、他人の土地は使えません。

気をつけたいのが、火葬せずにそのまま埋める方法です。臭いやウジ虫、コバエが発生することがある為、埋葬するなら火葬後に行うのが望ましいとされています。

ハリネズミの火葬に関するよくある質問

費用や手続きについて気になる点に、順番にお答えします。

質問

ハリネズミの火葬はいくらからできますか?

回答

自治体なら1,000円前後から、民間の業者なら7,000円前後からが目安です。個別火葬で遺骨を残す場合は12,000円前後になります。

ただし骨壺代が別料金のこともあり、総額は15,000円を超えることもあります。プランに何が含まれているかを確認しておきましょう。

質問

ハリネズミの針は火葬で残りますか?

回答

残せません。針は体毛が集まって硬化したもので、素材としては毛と同じ為、火葬の熱で燃え尽きてしまいます。

どうしても手元に残したい場合は、火葬前に切り取っておくという方法もあります。抵抗があれば、生前に抜けた針を保管しておいたものを形見にするという選び方もできます。

質問

ハリネズミの遺骨はきれいに残りますか?

回答

生まれたばかりの赤ちゃんでなければ、設備の整った業者に頼むことできれいに残せるとされています。足の指の骨まで残せるようになった施設もあります。

ただし犬猫向けの大きな炉では火力が強すぎ、灰になってしまうことがあります。小動物専用の炉を備えた業者を選びましょう。

質問

ハリネズミが亡くなってから何日以内に火葬すればよいですか?

回答

保冷しながら安置できていれば、冬場は2〜3日が目安です。夏場は当日から翌日中の火葬を検討しましょう。

日程が合わない場合は、遺体を預かってもらえる業者もあります。早めに相談してみてください。

質問

遺体を冷蔵庫で保冷しても大丈夫ですか?

回答

タッパーなどの容器に入れて冷蔵庫で保冷する方法はあります。体が小さいぶん場所を取らず、安定した温度で保てます。

ただし食品と同じ空間に置くことになる為、抵抗を感じる方もいらっしゃいます。ご家族とも相談したうえで決めてみてください。

質問

自治体にハリネズミの火葬を頼めますか?

回答

対応している自治体があります。金額は地域差が大きく、札幌市では小動物を850円、相模原市では種類や大きさに関わらず1体4,300円と定めています。

ただし多くは合同火葬となり、立ち会いも返骨もできません。遺骨を残したい場合は民間の業者を選びましょう。

質問

ハリネズミを庭に埋めても問題ありませんか?

回答

自宅の敷地であれば問題ありません。公園や河川敷、他人の土地へ埋めることはできません。

火葬せずにそのまま埋めると、臭いやウジ虫、コバエが発生することがあります。埋葬するなら、一度火葬してからのほうが安心です。

質問

ハリネズミの火葬にかかる時間はどれくらいですか?

回答

20分から30分前後が目安です。体が小さいぶん、犬や猫と比べて短時間で終わります。

立会個別火葬の場合は、お別れの時間や拾骨を含めて1時間ほど見ておくとよいでしょう。当日中に遺骨を持ち帰れることがほとんどです。

まとめ

ハリネズミの火葬費用は、自治体なら1,000円前後から、民間の業者なら7,000円前後からが目安です。個別火葬で遺骨を残す場合は12,000円前後になります。表示料金に骨壺代が加わることもある為、総額で確かめておきましょう。

針については、火葬で残すことができません。体毛が集まって硬化したものである為、熱で燃え尽きてしまいます。手元に残したい場合は、火葬前に切り取っておくという方法もあります。

一方で、遺骨はきれいに残せます。生まれたばかりの赤ちゃんでなければ、設備の整った業者に頼むことで足の指の骨まで残せることもあります。小動物専用の炉を備え、ハリネズミの火葬実績がある業者を選ぶことが大切です。

短い時間を一緒に過ごしてくれた小さな家族です。金額だけで決めず、丁寧に見送ってもらえる相手を選んであげてくださいね。

そのほか動物別の葬儀・火葬方法一覧

https://ones.dog/ceremony/column/parakeet-cremation-costs/

https://ones.dog/ceremony/column/hedgehog-cremation-costs/

必要なときに、もう一度読めるように。

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