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犬が水を飲まない原因5選!水分摂取を行う方法をあわせて解説

夏の暑い時期、愛犬が全然お水を飲まないので水分不足になったり熱中症にならないか心配…

何かの病気なのではないか…

という心配する飼い主さんは多いのではないでしょうか。

その他にも、

お散歩の後や運動後、食事の直後など決まった時にしか飲まない。

外出先では一切飲まない。

ただのお水だと飲まない。

など愛犬に水分補給をして欲しくてもなかなか飲んでくれずに苦戦する飼い主さんがほとんどです。

今回、愛犬がなぜ、水分を摂取しないのか原因と、簡単にできる水分補給方できる法をご紹介します。

これから愛犬が水分不足にならないようにぜひ、試してあげましょう。

監修者:藤原 光宏 (ふじわら みつひろ)

【経歴】 日本獣医生命科学大学卒 2001年開業 【所属学会】 日本ホモトキシコロジー協会 日本医療・環境オゾン学会 比較統合医療学会 日本ペット中医学研究会 【著書】 現役院長達が教えるイマドキの犬の飼い方 現役院長達が教えるイマドキの猫の飼い方 【動画、セミナー】 飼主さんが幸せになると動物が幸せになるセミナー 動物たちの最高の治療セミナー

著者:飛田 邑貴

【経歴】2018年、株式会社gojuonを創業。愛犬のゴールデンレトリバーとの別れをきっかけに、愛犬たちの食事と向き合い、2020年に完全オーガニックフレッシュフード「BIO POUR CHIEN」の代表取締役に就任。2022年、愛犬のための水分補給トッピングスープ「ones」をリリース。現在は、オーストラリアンラブラドゥードルと暮らしながら、手作り食とドライフードと併用。

※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

愛犬の1日に必要な水分量を把握してますか?

まず、愛犬が1日にどのくらい水分を摂取しなければいけないのか?

実際にどのくらい摂取できているのか?

飼い主として、ちゃんと把握できてますでしょうか。

実際に調査を行った結果…

(※ones2022年調べ)

過半数以上の飼い主さんが『毎日十分な水分を与えられている』と感じていたにもかかわらず、実際に水分量を満たせているわんちゃんは1割も満たないという衝撃な結果になりました。

1日に平均1〜200mlほどの水分が不足しており、1日に必要な水分量の半分以上が足りていないという衝撃な事実。

ただの水分…

と思いがちですが、犬の身体は、 約60%が水分 で構成されています。

「 3日間食事を摂らなくても耐えられるが3日間水分を摂らないと命に関わる 」

と言われるほど、水分は愛犬が生きていくうえで欠かせないさまざまな機能を支えています。身体が正常に機能するうえでとても重要な役割を担っているため、健康な身体を保つためには充分な量の水分が必要不可欠です。

また、水分不足になると、十分に尿で老廃物を排泄できなくなり、腎臓病のリスクが高まります。

腎臓病は、シニア犬の死亡原因の第3位にあたり、多くの犬が命を落とす原因です。

その他にも水分不足が原因でさまざまな症状が引き起こります。

愛犬の1日に必要な水分量の計算方法

1日に必要な水分量(ml)=体重(kg)の0.75乗×132

体重1日に必要な水分量主な犬種
極小犬1kg130mlティーカッププードル
小型犬2kg220mlトイプードルチワワポメラニアンミニチュアダックスシーズーヨークシャーテリアマルチーズミニチュアシュナウザー
5kg440ml
7kg570ml
10kg740ml
中型犬15kg1010ml柴犬コーギービーグルフレブルシェルティー
20kg1250ml
25kg1470ml
大型犬30kg1690mlゴールデンレトリバースタンダードプードルバーニーズマウンテンシェパード
35kg1900ml
40kg2100ml

では、そんなに重要な水分を犬たちはなぜ、自ら摂取しないのでしょうか。

愛犬が水分を摂取しない理由

理由その① 本来、食事から水分を摂取していた

犬は、もともと獲物した動物の体液や内臓、血液などから食事と一緒に水分を摂取していました。現在は、ドライフードが主流になっているため、乾いた食事を摂取し、必然的に1日に摂取できる水分量は少なくなっています。

食事である程度の水分を摂取できていた犬は、ただのお水だけを飲まない傾向があります。

理由その②喉の渇きを感じにくい

犬は必須水分量の約70%を飲んでいれば喉の渇きを覚えないため、あまり自発的に水分を摂取したがりません。

理由その③運動量が少ない

犬が特に自分からお水を飲むのは体温を調整したい時です。

室内飼いの多い日本では、運動量が少なく体温が上がる機会が少ない傾向にあるためお水を飲むことが少なくなっています。

理由その④口腔内の病気

歯周病や歯が痛い、口の中にできものができているなど、何か口腔内に原因があり水分を摂取するのを嫌がる場合があります。

またヘルニアで首が痛い場合もあるので注意が必要です。

普段飲んでいたので急に全く飲みたがらなくなったなどは様子を見ながら獣医師さんに相談しましょう。

理由その⑤水が飲める環境ではない

愛犬は綺麗好きで、ずっと放置されてあるお水は飲みたがりません。

また、ゲージに取り付けタイプの給水器は少しずつしか摂取することができず、高さや場所を飲みやすい位置に設置してないと飲む時の態勢がきつく、積極的に飲む回数が減ります。

愛犬が水分不足か確認しましょう。

まず、愛犬が1日にどのくらい摂取しているのかを知ることが大事です。

①愛犬の1日に必要な水分量を知る。

②愛犬がどのくらい水分を1日で摂取できているか観察する。

ペットボトルなどで与えた水分量と残っている量でどのくらい飲んでいるか測ってみよう。

③おしっこの色と回数を観察しましょう。

おしっこの色が濃く、回数が少ない子は、水分不足の可能性が大!

外出先でしか排泄をしない子は特に注意が必要です。

④うんちの固さや状態を観察しましょう。

うんちがパサパサ、硬いポロポロうんちの子は水分不足の可能性が。

簡単にできる愛犬の水分不足チェック

①背中の皮膚を掴んでみよう。

背中側の首の皮膚を軽く摘んでキープします。

手を離しても皮膚が戻るのに3秒以上かかる場合は水分不足。

②歯茎の状態を確認しよう

歯茎を触った時に乾いていて、粘り気がある

③舌を見てみよう

舌の色を確認してみて光沢がなく、色がピンクよりも赤や紫っぽい色になっている

④肉球を触ってみよう

肉球を触ってみるとカサカサしていて乾燥気味でハリがない

愛犬の身体をよく触ってみて、該当する項目がないかチェックしましょう。

水分不足が原因で引き起こってしまう病気や症状

涙やけ、目やに

水分不足が原因で、代謝が悪くなり体内に溜まった老廃物や脂質がうまく排出できす涙で分泌され、それが酸化することにより涙やけが引き起こることがあります。

また、ドライアイが原因で、目脂が’大量に発生することも。

※涙やけは、目の形状の問題で引き起こってる場合もあります。獣医師さんに相談してください。

体臭がきつい

水分不足で代謝が悪くなり、老廃物が溜まると体臭がきつくなります。

水分不足はさまざまな病気の引き金になり、身体のめぐり、老廃物の蓄積により毒素体質な身体を作ってしまいます。

口臭・歯周病 

水分不足で口内が乾きがちになり口内細菌が繁殖すると、口内環境が悪化します。

尿結石や膀胱炎などの泌尿器疾患

水分不足により、尿の量が減ると細菌が膀胱内に溜まりやすく膀胱炎のリスクが高まります。

また結石の原因の結晶が’排泄しづらくなり尿結石の原因になります。

尿結石の場合、瀬憂文をしっかり摂取して石を排出することが重要です。また、再発しないためにも水分量も日々、注意しましょう。

腸内環境・お通じ不調

水分不足により、腸内環境が乱れ、便秘やポロポロした硬いうんちになりがち。

腸内に悪玉菌が増えすぎることでアレルギーを引き起こす原因にもなります。

肥満

水分不足で代謝が下がり、脂肪燃焼ができなくなり太りがちになります。

皮膚の不調・毛艶の悪さ

水分不足により皮膚が乾燥し、老廃物が蓄積して皮膚が炎症を起こすなどの症状を発症します。

そのため、身体を痒がったり、四肢の間を舐めたりすることが増えます。

水分の重要な役割

愛犬の体にとって、水分はどのような役割を担うのでしょうか。

摂取させた水分について解説します。

身体に必要なものを運ぶ、いらないものを外に排出させる

血液やリンパ液のような体液は90%が水分。

体の隅々まで栄養や酵素を運び、体内に不要な老廃物や毒素を回収しておしっこやうんちとして、排出する役割を担っています。

身体を綺麗にするという意味でも、デトックスは大事です。

そのためには水分が必須になります。

食べ物を消化して、栄養を吸収する

雑食動物である犬は、本来捕獲の肉や内臓とともに血液や体液を一緒に食べたり果物や雑草を食べたりと、食べ物と一緒に水分を摂取する食事をしていました。

そのため、ドライフードのような水分をほとんど含まない食事は消化しづらくなっています。

水分が十分に含まれた食事はをすることは、スムーズな消化や栄養分の吸収に繋がります。

体温を調整する

水分は温まりにくく冷めにくいという性質があり、人間も動物も身体の中の大部分を水分で構成することで、体内の急激な温度変化を防いでいます。

犬のように汗腺が少ない動物は、口を開いてハアハアと呼吸することで(パッティング)水分とともに熱を身体の外に吐き出して体温を調整しています。

簡単に愛犬に水分を摂取してもらう方法

愛犬にとって水分がどれだけ重要かわかりましたが、ただのお水を好んで飲まない愛犬にどのように摂取させればいいのでしょうか。

愛犬に必要な水分量の2/3は食事で摂取させるのがポイント

上記で説明したように、犬たちは本来食事で水分を摂取していました。

そのため、できるだけ食事中に水分を摂取させるのが理想です。

ドライフードだけの食事はNG。

ウェットフードやタギミルクを追加して水分を含んだ食事に切り替えましょう。

愛犬もストレスなく、水分を簡単に摂取できる方法です。

ドライフードを与えていても野菜やお肉の茹で汁や簡易的に使える市販のスープ、最低、お水やお湯を加えて与えても良いです。

消化吸収のことを考えるとそのまま与えるよりかは断然マシでしょう。

口元が’汚れるのが気になる方は、食後にすぐ拭いてあげてください。

お留守番の時の水を工夫する

愛犬がお留守番の時のお水をただの水にせずに、味のついたスープや嗜好性の高いふりかけなどを混ぜて出かけると帰ってきた時に全部飲んでると飼い主さんも安心です。

好きなタイミングで愛犬も飲むことができ、美味しいと自ら摂取します。

水を与えるタイミングを工夫する

散歩の後、運動した後、寝る前、寝起きなど愛犬の喉が渇いたタイミングを見て摂取させましょう。

愛犬が喉が渇いてないのに摂取させるのは困難です。

外出先など違った場面では飲む、ということもあります。

よく愛犬のことを’観察して、喉が渇いたサインを見逃さずに…!

水飲みボウルを工夫する

愛犬が飲みづらい給水器は避けましょう。

ゲージに設置する給水器は、本来犬たちの身体の作り的に飲みづらいです。

床にお皿を老いた状態も首が下がり飲みづらい体勢の1つです。

できるだけ口から首、胃までが’一直線になるように置いてあげましょう。

水分の重要性について獣医師からのコメント

水分不足により 身体のめぐりや代謝が悪くなると、老廃物が身体の外に排出できず病気になりやすい身体になってしまいます。 

犬の寿命にも大きく関わる腎臓病や心臓病、肝臓病、膵臓病、脳障害、歯周病、ホルモン病、代謝障害、 関節障害 、 椎間板ヘルニア、筋肉の障害 、血管病など、ありとあらゆる病気の原因になる可能性があります。

 十分な水分を摂取することは、さまざまな病気のリスクを減らす意味でとても重要です。 

しかしどんなに水分が大切でも、愛犬たちは自ら意識的にお水を飲むことはできません。

「ones 愛犬の水分補給デトックススープ」は、 おいしい匂いや味で愛犬たちが積極的にお水を摂るサポートをしてくれます。 

いつまでも健康で長生きしてほしいと思う愛犬に、ぜひおすすめします。