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犬の腸内環境を整える方法とは?おすすめサプリメントランキングと口コミをご紹介!

犬の腸内環境を整えることで、口臭の予防や皮膚トラブルの改善が期待できます。しかし、具体的にどのような方法で犬の腸内環境を整えればいいのか分からないという飼い主さんも少なくありません。

本記事では、簡単かつ手軽に犬の腸内環境を整えるのにおすすめのサプリメントを、ランキングで5つ紹介します。さらに、悪玉菌を減らす方法や犬の腸内環境悪化に伴って起こるリスクについてもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

著者

藤井 麻乃子(ふじい そのこ)

愛犬のための水分補給トッピングスープ 「ones」 スタッフ

ミックス犬2頭と暮らす愛犬家。シュナウザー×マルチーズのパピーと、プードル×イングリッシュスプリンガーの3歳の成犬と日々の暮らしを楽しみながら、実際に試した安心・安全なドッグフードレビューを中心に情報を発信しています。

著者

飛田 邑貴(とびた ゆうき)

愛犬のための水分補給トッピングスープ 「ones」 代表

【経歴】2018年、株式会社gojuonを創業。愛犬のゴールデンレトリバーとの別れをきっかけ
に、愛犬たちの食事と向き合い、2020年に完全オーガニックフレッシュフード「BIO POUR CHIEN」の代表取締役に就任。2022年、愛犬のための水分補給トッピングスープ「ones」をリリース。現在は、オーストラリアンラブラドゥードルと暮らしながら、手作り食とドライフードと併用。

犬の腸内環境が悪いとどうなる?

犬の腸内環境が悪いと様々な不調が出てしまいます。

具体的な内容について、下記で詳しくみていきましょう。

犬の腸内環境を整えるおすすめサプリランキング6選

犬の腸内環境を整えるために、ぜひ取り入れたいおすすめのサプリメントを6つ紹介します。また、それぞれの口コミについてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

わんビオフェルミン(R)S

わんビオフェルミン(R)Sは、生きたまま腸まで届くビフィズス菌「F1000」と乳酸菌「アシドフィルス菌」を配合した犬用のサプリメントです。小腸と大腸の両方で働き、腸内フローラを整えることで健康維持をサポートしてくれます。

プレーン味で食べやすく、粉末タイプなのでトッピングとしても使いやすいのが特徴です。愛犬の体重によって適切な量が定められていますが、犬種は限定されていないため幅広い子に使えます。

腸内フローラをしっかりと整えたい、便のにおいが気になる、毛並みやツヤを維持したいという飼い主さんに特におすすめです。

わんビオフェルミン(R)Sの口コミ

薬局で買える

わんビオフェルミンRは処方してもらわなければいけませんが、Sなら薬局で手軽に購入できるので、愛犬の健康のためにと活用している方は少なくありません。

軟便のときのあって良かった

愛犬が軟便になってしまっても、わんビオフェルミンがあったから良かったという口コミもあります。効果があるからこそ、愛犬のお腹の調子が悪い時に頼れるサプリメントといえるでしょう。

わんビオフェルミンのお世話になっている

上記の飼い主さんのように、わんビオフェルミンSがあるからこそお腹の調子が保たれているというケースも少なくありません。

わんビオフェルミン(R)Sの口コミのまとめ

わんビオフェルミン(R)Sは、多くの飼い主さんに信頼されているサプリメントといえます。実際に効果があるからこそ、家に常備している方や、おなかが弱い愛犬がとてもお世話になっているという声も多いのが特徴です。

わんこの乳酸菌

有胞子性乳酸菌などの複数の乳酸菌・善玉菌、食物繊維、酵素、オリゴ糖などがバランス良く配合されています。腸内環境を整えるのはもちろん、口臭や涙やけが気になる場合にもおすすめです。

GNP認定工場で国内製造されているサプリメントで、着色料や保存料など10種類の無添加で仕上げられており、添加物が不安な飼い主さんでも安心して与えられます。

犬の管理栄養士と獣医師が全面監修しているため、信頼性の高さも心配ありません。素材にもこだわっており、人と同じ基準のヒューマングレード認証成分も配合されています。

わんこの乳酸菌口コミ

チーズ味で嬉しそうに飲んでくれる

わんこの乳酸菌は、チーズ味で愛犬もおいしく飲めるサプリメントです。効果はまだ出ていないものの、好んで飲んでくれるのは飼い主さんにとってとても助かるのではないでしょうか。

ヨーグルトと併用して快調に

乳酸菌サプリとヨーグルトをあげるようにしたら便が快調になったという口コミがあります。踏ん張るのが怖くなってしまった子にも効果が期待できるのは、とても嬉しいポイントです。

わんこの乳酸菌の口コミのまとめ

わんこの乳酸菌はチーズ味なので、薬っぽさがなく好んで飲んでくれる子も少なくありません。ヨーグルトとの併用でさらに効果が期待できるという声もあるので、硬い便に悩んでいる方はぜひ試してみてください。

4N96 CUBE

高濃度の乳酸菌をキューブ状に固めたサプリメントです。取り出しやすさを追求したキューブ型は、量を測ったりする手間もありません。保存もしやすいので初めてサプリメントを与えるという飼い主さんでも扱いやすいのがポイントです。

着色料や香料、保存料は入っておらず、製造管理と品質管理を徹底した国産製品のサプリメント。製造直後の計測値では1粒に3億個以上の生きた乳酸菌が入っており、腸内環境の改善に大きく役立ちます。

1辺がおよそ1cmのキューブ型サプリメントは、そのまま食べるのはもちろん、砕いてトッピングするのもおすすめです。食べやすいようソフトな硬さになっているので、子犬やシニア犬でも問題なく与えられます。

4N96 CUBEの口コミ

シニア犬でも大丈夫

4N96 CUBEは、シニア犬でも与えられるサプリメントです。発泡スチロールのような軽さなので、愛犬も違和感なく受け入れてくれるでしょう。

キューブ型サプリで与えやすい

4N96 CUBEはキューブ型のサプリです。おやつ感覚で美味しく食べてくれるので、おなかの調子を良くしたいという時に手軽に与えられます。

4N96 CUBEの口コミのまとめ

キューブ型で与えやすく、愛犬が美味しく食べてくれるという声が多くありました。シニア犬でも与えられ、おやつ感覚でお腹の調子を整えられる4N96 CUBEは薬が苦手な子にも与えやすいでしょう。

H&JIN ブルー

独自の乳酸菌「HJ1乳酸菌」や「EF-2001乳酸菌」を配合した犬用サプリメントです。乳酸菌のほか、水溶性食物繊維やフラクトオリゴ糖、エリスリトールなども配合されており、犬の腸内環境を整えるために必要な善玉菌が豊富に含まれています。

フードの味を損なわないようほとんど無味に仕上がっているため、愛犬の食事に影響することはほぼありません。

どんな食事にも振りかけやすい顆粒状タイプで、衛生的にも安心して与えられるよう1gずつ個包装になっています。そのため、開封後に早く食べきらないとと焦ることもなく、いつでも新鮮なサプリメントを愛犬に与えられるでしょう。

H&JIN ブルーの口コミ

フォロワーさんに教えてもらった

H&JIN ブルーをフォロワーさんに教えてもらったというケースも少なくありません。このようにおすすめで広まっていくのは、確かな実績や効果があるからこそといえるでしょう。

5年くらい使っている

長年H&JIN ブルーを愛用しているという方も多くいます。H&JIN ブルーは無味無臭でフードの味が変わりません。特定のフードしか食べてくれないという子でも、これなら安心して与えられます。

H&JIN ブルーの口コミのまとめ

H&JIN ブルーは、効果や信頼できる実績があるからこそ、おすすめで広まったり長く愛用したりという飼い主さんが多くいます。無味無臭でフードの味が変わらないので、いつも通りの食事ができるのも愛犬にとって嬉しいポイントといえるでしょう。

トーラス 3種類の乳酸菌 ヨーグル2 善玉菌

ビフィズス菌、フェカリス菌、有胞子菌という3種類の乳酸菌と、腸内の善玉菌を元気に保つオリゴ糖が配合されています。犬だけではなく猫にも使えるタイプで、大事なペットの腸内環境を整えるためにぜひ取り入れたいサプリメントです。

チュアブルなタブレットタイプなので与えやすく、細かく砕いてフードに混ぜて与えることもできます。食事の味が変わってしまう心配もないので、いつも通りの食事をしながら腸内環境を整えていけるでしょう。

1粒あたり約2億個の乳酸菌とオリゴ糖が配合されているので、お腹の善玉菌を効率よく増やして腸内環境を整える効果が期待できます。軟便や下痢などの便通の悩みをサポートしてくれるため、おなかの調子が良くない子にもおすすめです。

トーラス 3種類の乳酸菌 ヨーグル2 善玉菌の口コミ

猫にもあげられる

トーラス 3種類の乳酸菌 ヨーグル2 善玉菌は犬だけではなく猫にも挙げられるサプリメントです。犬も猫も飼っている飼い主さんの場合、それぞれに必要なサプリを分ける必要がないので手軽に与えられるでしょう。

フードになじみやすい

粉にしやすいトーラス 3種類の乳酸菌 ヨーグル2 善玉菌はフードとの馴染みもよく、愛犬の食事に手軽に入れられます。

トーラス 3種類の乳酸菌 ヨーグル2 善玉菌の口コミのまとめ

トーラス 3種類の乳酸菌 ヨーグル2 善玉菌は、多くの飼い主さんがその実力を認めています。口コミにあるように驚くほど便が安定したという声も少なくありません。食事に混ぜやすいのも大きなポイントです。

おすすめサプリの口コミのまとめ

犬の腸内環境を整えるサプリメントは様々な種類があります。しかし、ここでお伝えした5つの種類は、そのどれもが実際に効果を実感した飼い主さんがいたり、愛犬への与えやすさがあるという共通点がありました。

効果を感じられるのも嬉しいポイントですが、愛犬が嫌がってしまうと与えるのも苦労してしまうでしょう。

紹介した5つのサプリメントは、無味無臭のものやチーズ味で美味しく食べてくれるものばかりです。愛犬の好みや食事の味との相性を考えつつ、おなかを守ってくれるサプリメントをぜひ取り入れてみてください。

犬の悪玉菌を減らすには?

犬の悪玉菌が増えると、口臭や体臭の悪化や皮膚トラブルが生じやすくなるなど、健康状態に悪影響が出てしまいます。

犬の悪玉菌を減らすためにはどうすべきか、ここで詳しくみていきましょう。

犬の腸内フローラを改善する食事を積極的に与える

犬の腸は全身の免疫システムにおいて重要な役割を担っています。犬の腸内フローラを改善する食事を積極的に与えることで、便通の改善や消化吸収力の向上、免疫力維持が期待できるでしょう。

腸内フローラの健康状態が維持できれば、病気にかかりにくくなったり、アレルギー症状が軽減されたりすることが期待されます。

また、腸内環境の多様性が高いほど健康度が高いという研究結果もあり、心身ともに健康な状態を維持することで、愛犬の健康寿命を延ばすことにつながるでしょう。元気な姿を長く見ていたいなら、腸内フローラの改善は何よりも欠かせない健康のための対策といえます。

犬の腸内環境を改善する食べ物

犬の腸内環境を改善させるためには、発酵食品や食物繊維が豊富に含まれている野菜、無糖ヨーグルトがおすすめです。

食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、その増殖を助ける働きがあります。発酵食品の場合、善玉菌そのものが含まれているため、腸に直接良い菌を補充することが可能です。

野菜キャベツ、ブロッコリー、にんじん、かぼちゃなどを細かく刻み、加熱調理するなど食べやすいように工夫して与える
イモ類さつまいもやじゃがいもは、食物繊維と同時に適度な炭水化物源にもなる
納豆納豆菌は非常に生命力が強く、腸まで生きて届きやすい菌
無糖ヨーグルト乳酸菌が含まれており、多くの犬が好む

特に納豆やヨーグルトは元々柔らかく食べやすいので、犬に与えやすい食べ物として人気があります。

また、ヤクルト独自のガラクトオリゴ糖には腸内環境を整える効果が認められているものの、人間用のヤクルトは糖分が多いため大量に与えるのは推奨されていません。

人間用のヤクルトを与える場合はスプーン1杯程度に抑えてください。糖分や乳糖が気になる場合は、犬用の製品を与える方が安全です。

ヤクルトが開発した「メディサプリ」や「V-Base」などの犬用製品を活用して、腸内フローラを改善してあげましょう。

犬の腸内環境が悪化すると、様々なリスクが生じます。その中でも健康状態や日々の生活に影響が出てしま6つのリスクを紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

腸内環境が悪化すると、必然的に腸内の悪玉菌が増えてしまいます。悪玉菌が増えると、タンパク質などを分解する際にアンモニア、硫化水素、インドール、スカトールといった臭いの強いガス(腐敗物質)を発生させます。

動物性タンパク質の摂りすぎ、消化しにくい食べ物などが原因となり腸内で発酵が起こりやすくなったり、食事が多すぎることで腸内環境が乱れてしまいます。

また、加齢や胃腸の働きが弱まることで、消化しきれない食べ物が腸に送られて悪玉菌が増えるケースも多くあるため、シニア犬や消化機能が衰えてきた子は注意しなければいけません。

もしもシニア犬で、強い便臭や臭いおならが増えただけではなく、食欲不振や体重減少などの不調が伴う場合は、消化管腫瘍の可能性も考えられるため、なるべく早い段階から獣医師に相談するようにしましょう。

悪玉菌が増えて腸内のバランスが乱れると、炎症を引き起こす物質が過剰に生成されます。これらの物質が血流に乗って全身を巡ることで、離れた臓器である皮膚のかゆみを誘発するため注意しましょう。

また、犬のかゆみの原因は悪玉菌だけではありません。マラセチアなどの感染症、ノミ・ダニ、内分泌疾患など様々なものが考えられます。適切な治療のためにも、愛犬がかゆみを訴え始めたらすぐに獣医師の受診を受けるようにしましょう。

犬の腸内環境に関するよくある質問

犬の腸内環境に関するよくある質問5つをピックアップしました。ぜひそれぞれの回答をよくチェックしてみてください。

Q1.犬にビオフェルミンを与えてもいい?

A.大丈夫です。ただし、犬に与える際には犬用のビオフェルミンを選びましょう。もしも人間用のビオフェルミンを与える場合、獣医師に必ず相談し、犬の健康状態に適しているか判断してもらってください。量などに関しても指導を受け、犬の体にとって負担にならないよう注意することが大切です。

Q2.犬の腸内環境を整えることは涙やけにも効果がある?

腸内環境の悪化による涙の分泌物が影響の場合は、効果がある可能性があります。腸内環境が悪いと体内の老廃物が貯りやすくなり、涙に混ざって色素沈着を悪化させる体質的な原因になるとされています。

鼻涙管の物理的な閉塞が主原因の場合もありますが、腸内環境が整えば体質改善により症状の軽減も期待できるでしょう。

Q3.犬の腸内環境改善に良いサプリメントの選び方は?

A.犬の腸内環境に良いサプリメントは様々な種類が多くあり、何を選べばいいか分からないというケースも少なくありません。その場合、下記のような成分それぞれの特徴を知っておくことで、愛犬に本当に必要なサプリを選べるようになります。

プロバイオティクス乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が含まれている
プレバイオティクス食物繊維やオリゴ糖など、善玉菌のエサとなる成分が含まれている
シンバイオティクスプロバイオティクスとプレバイオティクスが同時に配合されたもので相乗効果が狙える
ポストバイオティクス善玉菌が生み出した有用な代謝産物(酢酸や酪酸など)が配合されている

また、粉末、錠剤、液体、おやつタイプなど、犬が無理なく摂取できる形状を選びましょう。普段の食事に混ぜやすい粉末タイプや、おやつ感覚で与えられるタイプは継続しやすいのでおすすめです。

Q4.腸内フローラって何?

A.腸内に生息する多種多様な細菌の集まりのことを指し、その様子がお花畑に似ていることから「腸内フローラ」と呼ばれるようになりました。「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」ともいわれており、小腸の終わりから大腸にかけて細菌が生息し、下記の3種類に分類されてバランスを取りながら存在しています。

  • 善玉菌:消化吸収を助け、悪玉菌の増殖を抑えるなど、体に良い働きをする
  • 悪玉菌:有害物質を作り出し、体に悪い影響を与える
  • 日和見菌:普段は悪さをしないものの、体調が崩れて悪玉菌が優勢になると、悪玉菌として働くことがある

Q5.犬の腸内環境を整えるためのおやつはヨーグルトがいい?

A.犬の腸内環境を整えるために、ヨーグルトをおやつとして与えるのはとても良い選択です。ヨーグルトに含まれる乳酸菌などの善玉菌が消化を助けたり、おなかの調子を整えたりする効果が期待できます。

与える際には無糖のプレーンを選びましょう。また、冷えすぎたヨーグルトは下痢を引き起こすこともあるので、常温に戻してから与えるようにしてください。

まとめ

犬の腸内環境を整えるためには、犬用のサプリメントを活用したり、腸内フローラを改善する食事を積極的に与えたりするなど、様々な方法があります。腸内環境を整えることは、下痢や軟便の解消だけではなく、健康な身体そのものに大きく影響するため、愛犬のためにもしっかりと対策してあげましょう。

本記事では、犬の腸内環境を整えるのにおすすめなサプリメントの特徴やリアルな口コミ、腸内環境が悪化することによって起こりうるリスクについて詳しく紹介しました。愛犬の健康を守ってあげるためにも、ぜひお伝えした情報を参考に、犬の腸内環境改善に努めてください。