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【犬の火葬の準備】持ち物・副葬品・手続きのチェックリストを、依頼先別に詳しく解説

読了 15分
犬 火葬 準備について伝える、白い花と柔らかな自然光に囲まれた犬と、持ち物・副葬品・手続きのチェック項目をまとめたアイキャッチ

愛犬との最後のお別れを前に、「何を準備すればいいのだろう」「当日に忘れ物をしたらどうしよう」と、不安を感じている方は少なくありません。初めてのことで、棺に入れるものや当日の持ち物に迷うのも無理はないでしょう。

実は、火葬の準備は「事前」「火葬前日まで」「当日」の3つの時点に分けて考えると、抜けなく進められます。また、自治体に持ち込む場合と民間業者に依頼する場合では、必要な準備が異なります。

この記事では『ones ceremony』が、時点別の準備の流れ、依頼先別の持ち物、副葬品の注意点、犬ならではの手続きまでを、チェックリストを交えて分かりやすく紹介します。愛犬との最後の時間を落ち着いて迎えたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

犬の火葬準備で知っておきたい当日の持ち物、副葬品の注意点、安置に必要なもの、火葬前後の手続きをまとめた図解

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犬の火葬の準備は3つの時点で考える|事前・火葬前日まで・当日

火葬の準備は、一度にすべてを済ませようとすると大変です。時点ごとに分けて、できることから進めていきましょう。

準備は「事前に決めておくこと」「亡くなった後、火葬前日までにすること」「火葬当日に用意すること」の3つに分けると、順番に落ち着いて進められます。

大まかな内容は、次のとおりです。

  • 事前に決めておくこと:火葬の依頼先(自治体・民間業者・霊園)と、見送り方(遺骨を残すか、立会うかなど)を考えておきます。
  • 亡くなった後、火葬前日まで:体を整えて安置し、依頼先に連絡して日時を決めます。犬の場合は、登録抹消に必要な鑑札も探しておきます。
  • 火葬当日:依頼先ごとに必要な持ち物を用意し、副葬品や服装を整えて、お別れの時間をもちます。

次の章から、それぞれの時点で準備しておきたいことを順番に紹介します。

事前に決めておきたいこと|依頼先と見送り方

火葬の依頼先と見送り方は、準備の土台になります。あらかじめ考えておくと、亡くなったあとに迷う時間を減らせます。

依頼先を決める

火葬の依頼先は、大きく「自治体」「民間のペット火葬業者」「ペット霊園」の3つに分けられます。

自治体は費用を抑えやすい一方、受付時間が決まっていたり、利用できるのが住民に限られたりします。たとえば浜松市は、飼い主が浜松市民の場合のみ利用でき、合同火葬のため立会いも遺骨の返却もできません。大津市は、収骨する場合の料金が設けられており、市外の方は市民より料金が高くなります。

依頼先によって、遺骨の返却や立会いができるか、準備する持ち物が変わるため、まずは依頼先を決めることが準備の第一歩です。

民間業者や霊園は、遺骨の返却や立会いなど、希望に合わせたプランを選べる点が特徴です。

参考:浜松市「ペット類の火葬など」
参考:大津市「動物(ペット)火葬の利用料金について」

見送り方を決める

依頼先とあわせて、どのように見送りたいかを、家族で話し合っておきましょう。気持ちが落ち着かないなかでも、迷いにくくなります。

事前に話し合っておきたいことは、次のとおりです。

  • 遺骨を手元に残したいか、合同で納めてもよいか
  • 火葬に立ち会いたいか、お任せしたいか
  • 火葬の日に、家族の誰が来られるか
  • 副葬品やお花を入れてあげたいか
  • 遺骨は、自宅で供養するか、霊園などに納めるか

特に、遺骨を手元に残したいかどうかは、依頼先やプランの選び方を左右するため、先に決めておきましょう。

亡くなった後、火葬前日までにすること|安置と手配

亡くなったあとは、体を整えて安置し、依頼先に連絡して日時を決めます。気持ちが落ち着かないなかでも、できることから進めましょう。

安置に必要なものを用意する

安置には、体が収まる大きさの箱やケージ、ペットシーツやタオル、保冷剤、固く絞ったタオルやガーゼがあると安心です。

箱の底にペットシーツやタオルを敷き、愛犬を寝かせます。保冷剤はタオルで包み、お腹や背中、頭のまわりに置いて冷やしましょう。保冷剤が溶けると体が濡れてしまうため、こまめに交換します。

体の大きな犬は、保冷剤を多めに用意しておくと安心です。箱に入らない場合は、防水シートを敷いた布団などに寝かせ、上からバスタオルをかけて冷気を逃がさないようにします。運ぶのが大変なため、依頼先を決める際は、自宅まで迎えに来てもらえるかどうかも確認しておきましょう。

依頼先に連絡するときに伝えること

火葬の日時を決めるために、依頼先へ連絡します。自治体の場合は、受付時間が決まっているため、あらかじめ確認しておくと安心です。

連絡の際は、次のようなことを伝えられるようにしておくと、やりとりがスムーズです。

  • 愛犬のおおよその体重
  • 亡くなった日時と、現在の安置の状況
  • 希望する火葬の種類(合同火葬・一任個別火葬・立会個別火葬)
  • 遺骨を手元に残したいかどうか
  • 立会いを希望するかどうか
  • 自宅への迎えを希望するかどうか
  • 副葬品を入れたいかどうか
  • 火葬を希望する日時

副葬品を入れたい場合は、連絡の時点で依頼先に伝え、入れてよいものを確認しておきましょう。

依頼先別|火葬当日に必要な持ち物

火葬当日に必要なものは、依頼先によって異なります。自治体に持ち込む場合と民間業者に依頼する場合に分けて、準備を確認しましょう。

自治体に持ち込む場合

自治体の火葬は、公式ページに受付の方法や必要なものが案内されています。公表されている例は、次のとおりです。

  • 浜松市:予約は不要で、外から見えないよう箱や袋に入れて持ち込みます。申請書は受付場所の窓口に用意されています。利用できるのは、飼い主が浜松市民の場合のみです。
  • 大津市:持ち込む前に、必ず電話で問い合わせるよう案内されています。市外の方も利用できますが、市民とは料金が異なります。
  • 岐阜市:申込者(飼い主)の住所が確認できる本人確認書類を持参します。料金は現金で用意するよう案内されています。

自治体に持ち込む場合は、必要なものや受付の方法が自治体ごとに異なるため、持ち込む前に、必ず公式ページや窓口で確認しましょう。

受付時間も自治体ごとに決まっています。浜松市と大津市は午前9時から午後3時まで、岐阜市は午前8時30分から午後5時までです。元日や友引の日は受付していない自治体もあるため、日程を決める際にあわせて確認してください。

参考:浜松市「ペット類の火葬など」
参考:大津市「動物(ペット)火葬の利用料金について」
参考:岐阜市「動物(ペット)の火葬」

民間業者に依頼する場合

民間のペット火葬業者や霊園は、プランによって、棺やお花などが含まれている場合があります。持ち物に決まりはなく、依頼先やプランによって必要なものが変わります。

民間業者の場合は、持ち物に決まりがなく、プランに含まれるものも異なるため、「当日に何を持っていけばよいか」を予約のときに確認しておくと安心です。

一般的には、次のようなものを用意する方が多くいます。必須ではないため、希望に合わせて選んでください。

  • 事前に依頼先へ確認した副葬品
  • お別れの時間に飾る、愛犬の写真
  • お花(プランに含まれているかを確認し、希望する場合に用意)
  • 涙を拭くためのハンカチやタオル
  • 数珠(人の葬儀と同じ形式で行う場合に、あると安心)
  • 見積書や、依頼先の連絡先の控え

自宅に来てもらう訪問火葬の場合は、火葬車を停める場所について、事前に確認しておきましょう。

副葬品の準備|入れたいものと、事前に確認したいこと

愛犬の棺に、お気に入りだったものを入れてあげたいと思う方は多いでしょう。ただし、入れられないものもあるため、準備の段階で確認しておくことが大切です。

副葬品は、素材によって入れられないものがあるため、入れたいものが決まったら、事前に必ず依頼先に確認しましょう。

自治体の公式ページにも注意点が案内されています。たとえば浜松市では、プラスチック製品や首輪などの副葬品は、設備の故障につながるため、事前に除くよう案内されています。民間業者でも、燃えにくいものや、燃やすと有害なものが出るものは、入れられない場合があります。

一般的には、愛犬が好きだったおやつや、淡い色のお花、手紙などを入れる方が多いようです。ただし、どこまで入れられるかは依頼先によって異なります。

入れる前に、次の点を確認しておくと安心です。

  • おもちゃや衣類などの素材(プラスチック、金属、ゴムなどが使われていないか)
  • 首輪やリードを入れてよいか(入れられない場合は、形見として手元に残す方法もあります)
  • お花の種類や量(色が濃いものは、遺骨に色が移ることがあるため、淡い色を選ぶと安心です)
  • 造花やドライフラワーを入れてよいか
  • フードやおやつは、容器から出して入れるか

入れられないものでも、火葬の前に飾ってお別れをしたり、火葬後に自宅の祭壇に供えたりする方法があります。愛犬に会えなくなるわけではないため、できる形で気持ちを込めてあげてください。

参考:浜松市「ペット類の火葬など」

火葬と並行して準備したい手続き|犬の登録抹消

犬の場合は、火葬の準備と並行して、役所での手続きの準備もしておくと、あとで慌てずに済みます。

犬は、狂犬病予防法に基づいて市区町村に登録されています。そのため、亡くなったときは、登録を抹消する届出(死亡届)が必要です。死亡届は、犬が亡くなった日から30日以内に行う必要があるため、火葬の準備とあわせて、必要なものを確認しておきましょう。

準備しておきたいのは、愛犬の登録状況によって異なります。柏市の例では、次のように案内されています。

  • マイクロチップを装着している犬:環境大臣指定登録機関のサイト「犬と猫のマイクロチップ情報登録」で死亡の登録を行うと、市での手続きが自動的に完了します。
  • マイクロチップを装着していない犬:鑑札を添えて、電子申請・窓口・電話のいずれかで死亡届を提出します。

マイクロチップを装着していない犬の場合は、鑑札が必要になるため、火葬の前に、置き場所を確認しておきましょう。大月市のように、犬が亡くなったあとの鑑札は、飼い主が廃棄するよう案内している自治体もあります。鑑札の扱いは自治体によって異なるため、見つからない場合も含めて、お住まいの自治体の窓口に確認してください。

愛犬の鑑札や、マイクロチップの登録情報が分かるものは、まとめて保管しておくと、手続きがスムーズです。

参考:柏市「犬の登録(申請・変更・抹消)と狂犬病予防注射」
参考:大月市「犬の登録及び各種届出と狂犬病予防注射」

当日の服装と過ごし方

火葬当日の服装に、決まりはありません。服装に迷うときは、依頼先の形式に合わせて選ぶと安心です。

ペットの火葬の服装に決まりはないため、迷ったときは、予約の際に依頼先へ確認し、落ち着いた服装を選べば問題ありません。

一般的には、人の火葬場に併設された施設やペット霊園では、黒や紺など落ち着いた色の服装が望ましいとされています。喪服である必要はなく、地味な色の普段着でも問題ありません。自宅に来てもらう訪問火葬は、普段どおりの服装でもかまいません。

どの場合でも、派手な服装や、肌の露出が多い服装は避けたほうがよいとされています。動物の毛皮や革を使った服やバッグ、アクセサリーも、避ける方が多くいます。

当日は、準備を整えたら、あとは愛犬との最後の時間を大切にしてください。火葬の前に、声をかけたり、体にそっと触れたり、写真を飾ったりして、お別れの時間をもちましょう。立会いが難しい場合や、つらくて見届けられない場合は、無理をする必要はありません。お任せのプランを選んでも、愛犬への気持ちが変わるわけではありません。

よくある質問(FAQ)

質問

火葬の準備は、いつから始めればよいですか?

回答

準備は、「事前」「亡くなった後、火葬前日まで」「火葬当日」の3つの時点に分けて進められます。事前の準備は、依頼先や見送り方を家族で話し合っておく程度で十分です。

愛犬の具合が悪い時期は、まず動物病院での診察を優先し、準備は気持ちに余裕のある範囲で少しずつ進めれば問題ありません。亡くなったあとは、体を整えて安置し、依頼先に連絡して日時を決めます。

質問

棺には、何を入れてもよいですか?

回答

副葬品は、素材によって入れられないものがあります。浜松市では、プラスチック製品や首輪などは、設備の故障につながるため、事前に除くよう案内されています。

入れたいものが決まったら、素材を確認したうえで、必ず事前に依頼先へ相談しましょう。入れられないものは、火葬の前に飾ってお別れをしたり、火葬後に自宅の祭壇に供えたりする方法もあります。

質問

棺に入れるお花は、どんなものを選べばよいですか?

回答

お花に決まりはなく、愛犬に合うと感じるものを選んで問題ありません。ただし、色の濃いお花は、遺骨に色が移ることがあるため、淡い色を選ぶと安心です。

造花やドライフラワーは、入れられない場合があるため、使う前に依頼先へ確認しましょう。お花を用意するかどうかも、プランに含まれている場合があるため、予約の際に聞いておくとよいでしょう。

質問

服装は、喪服を着る必要がありますか?

回答

ペットの火葬の服装に、決まりはありません。人の火葬場に併設された施設やペット霊園では、黒や紺など落ち着いた色の服装が望ましいとされますが、喪服でなくても問題ありません。訪問火葬の場合は、普段どおりの服装でもかまいません。

迷ったときは、予約の際に依頼先へ確認し、派手でない落ち着いた服装を選べば問題ありません。

質問

自治体に持ち込むとき、必要なものは何ですか?

回答

自治体によって異なります。浜松市は予約不要で、申請書は受付場所の窓口に用意されており、利用できるのは飼い主が浜松市民の場合のみです。大津市は、持ち込む前に電話で問い合わせ、岐阜市は、本人確認書類の持参と現金での支払いが案内されています。

必要なものや受付時間は自治体ごとに異なるため、持ち込む前に、お住まいの自治体の公式ページや窓口で確認しましょう。

質問

鑑札が見つからないときは、どうすればよいですか?

回答

鑑札は、マイクロチップを装着していない犬の死亡届に必要になる場合があります。柏市のページでは、何らかの理由で死亡届出ができない場合は、電話で相談するよう案内されています。

鑑札が見つからなくても、そのままにせず、亡くなった日から30日以内に、お住まいの自治体の窓口へ相談しましょう。マイクロチップを装着している犬は、環境大臣指定登録機関のサイトで死亡の登録を行います。

質問

家族が立ち会えないときは、どうすればよいですか?

回答

立会いが難しい場合は、火葬から収骨までをお任せする「一任個別火葬」を選ぶ方法があります。自治体の火葬には、浜松市のように合同火葬のため立会いができないところもあります。

立会えなかったとしても、愛犬への気持ちが変わるわけではないため、無理をせず、家族の状況に合った方法を選んで問題ありません。火葬の前に、家族で声をかけてお別れの時間をもつ方法もあります。

まとめ

犬の火葬の準備は、「事前に決めておくこと」「亡くなった後、火葬前日までにすること」「火葬当日に用意すること」の3つの時点に分けると、抜けなく進められます。準備のなかでも、依頼先によって必要なものが変わるため、まずは依頼先を決め、持ち物や受付の方法を確認することが大切です。

自治体に持ち込む場合は、申請書や本人確認書類、現金など、自治体ごとに案内が異なります。民間業者に依頼する場合は、持ち物やプランの内容を予約のときに確認しておきましょう。副葬品は素材によって入れられないものがあるため、入れたいものが決まったら、事前に依頼先へ相談してください。犬は、亡くなった日から30日以内に登録の抹消(死亡届)が必要になるため、鑑札なども探しておくと安心です。

『ones ceremony』では、大切な愛犬とのお別れが後悔のないものになるよう、これからも役立つ情報をお届けしていきます。

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