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【犬の火葬後の骨】きれいに残す方法とお骨上げの順番・保管まで

読了 22分
犬の火葬後の骨をきれいに残す方法や、お骨上げの順番・保管について紹介する記事のアイキャッチ。柔らかな光が差し込む窓辺に、穏やかな表情の犬と骨壷、写真立て、白い花やキャンドルを水彩タッチで描いている。

愛犬が亡くなり、「お骨はきれいに残るのかな」「どうやって拾って、どう保管すればいいの?」と、不安になりますよね。

実は、個別火葬を選び、火葬前の準備とお骨上げの順番を知っておけば、大切なお骨を残しやすくなります。

この記事では『ones ceremony』が、お骨を残せる火葬方法の違い、火葬前にできること、お骨上げの順番、保管と供養の方法を紹介します。愛犬のお骨を大切に残してあげたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

犬の火葬後に骨を残す方法をまとめた図解。合同火葬・個別一任火葬・個別立会火葬の返骨と家族のお骨上げの違い、足の骨から喉仏までの5ステップ、火葬前の準備、骨壷の保管方法を紹介。

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犬の骨は個別火葬ならきれいに残る

愛犬のお骨を手元に残したいときは、個別火葬を選ぶことが大切です。 個別火葬は、1頭ずつ火葬するため、火葬後のお骨を骨壷に納めて返してもらえます。ほかの子と混ざることがなく、お骨上げもできるため、きれいに残しやすい方法です。

一方、合同火葬は、ほかの子と一緒に火葬するため、お骨は返ってきません。横浜市のペット火葬でも、個別火葬は焼骨を骨壺に納めてお持ち帰りでき、合同火葬は焼骨をお返しできないと案内されています。

お骨の残り方は、犬の大きさや年齢、体の状態によっても変わります。どんな場合でも、心を込めて見送ることが、愛犬への何よりの供養です。

この記事では、火葬方法の違いから、火葬前の準備、お骨上げの順番、保管の方法まで、順に紹介します。

参考:横浜市「ペット火葬のご案内」

お骨を残せる火葬方法の違い

お骨を残せるかどうかは、火葬方法によって決まります。お骨が返ってくるのは個別火葬で、一般的な合同火葬では返ってきません。 3つの方法を、一覧で確認しましょう。

火葬方法返骨(お骨の返却)お骨上げ費用の目安(体重5〜10kg未満の犬)
合同火葬なしなし15,000〜25,000円前後
個別一任火葬あり(骨壷でお返し)なし(業者が行う)19,000〜40,000円前後
個別立会火葬あり(骨壷でお返し)あり(家族で行う)22,000〜40,000円前後

費用は、依頼先や体重で変わる目安です。体重が軽いと下がり、重いと上がります。

それぞれの特徴を、順番に見ていきましょう。

合同火葬ではほかの子のお骨と混ざる

合同火葬は、ほかの子と一緒に火葬するため、お骨は一般的に返ってきません。 費用をお求めやすく抑えられるのが、よいところです。

火葬のあとのお骨は、霊園や業者が、合同の墓所や供養塔で供養します。横浜市のペット火葬でも、合同火葬のお骨はお返しできないと案内されています。

手元にお骨を残したい場合は、合同火葬は向いていません。あとから「お骨がほしかった」と思わないように、火葬を頼む前に、お骨を返してもらうかどうかを、ご家族で話し合っておきましょう。

参考:横浜市「ペット火葬のご案内」

個別一任火葬ならお骨を返してもらえる

個別一任火葬は、1頭ずつ火葬して、お骨を骨壷に納めて返してもらえる方法です。 ほかの子と混ざることがなく、お骨を手元に残せます。

一任は、火葬やお骨上げを、業者におまかせする方法です。ご家族は、お骨上げをしません。火葬のあとに、業者が拾骨して、骨壷や骨袋に納め、お返しします。

立ち会いが難しいときや、火葬の場にいるのがつらいときに、向いています。費用は、立会いより少し抑えられることが多いです。お骨を返してもらうことは、依頼のときに、はっきり伝えておきましょう。

立会火葬なら家族でお骨上げができる

立会火葬は、火葬を見守り、ご家族でお骨上げができる方法です。 愛犬を最後まで見送りたい方に、選ばれています。

火葬のあと、ご家族で順番にお骨を拾い、骨壷に納めます。火葬の間は、そばで待つか、別の部屋で過ごせます。お別れの時間も含めて、全体で2時間以上かかることもあります。

費用は、個別火葬のなかでは高めです。ただ、お骨に触れながら、思い出を振り返る時間がとれるため、気持ちの区切りがつきやすいという声もあります。

自治体でも個別火葬ならお骨が戻ることがある

自治体のペット火葬でも、個別火葬なら、お骨を返してもらえることがあります。 横浜市では、個別火葬のお骨は、骨壺に納めて、全てお持ち帰りいただく、と案内されています。

箕面市は、個別火葬・合同火葬とも、希望すれば焼骨を取り置けます。持ち込むときに申し出て、受け取りは、預けた日の翌日以降です。細かい骨や遺灰は残らず、取り置ける量は、1体につき最大で約1リットル程度とされています。

自治体によって、個別火葬の有無やお骨の扱いは異なります。お住まいの自治体の公式ページで、確認しておきましょう。

参考:箕面市「ペットの遺骸の持ち込みについて」/横浜市「ペット火葬のご案内」

骨をきれいに残すために火葬前にできること

火葬前のちょっとした準備で、お骨をきれいに残しやすくなります。棺に入れるものを選び、金具を外し、体の大きさや年齢を伝えておくことが、ポイントです。 3つの準備を紹介します。

  • 洋服やプラスチックのおもちゃは棺に入れない
  • 金具のついた首輪やハーネスは外す
  • 体の大きさや年齢を業者に伝えておく

それぞれ、順番に見ていきましょう。

洋服やプラスチックのおもちゃは棺に入れない

化学繊維の洋服や、プラスチックのおもちゃは、棺に入れないようにしましょう。 燃えにくく、火葬の妨げになるうえ、有害な物質が出るおそれがあるためです。

横浜市は、プラスチック・ガラス・金属製品は、ダイオキシン類が発生するおそれがあるため、遠慮してほしいと案内しています。毛布も、化学繊維のものは使わず、綿のタオルなどにくるむよう、案内されています。

入れてあげたいときは、綿のタオルや、お花など、燃えやすいものを選びます。洋服やおもちゃは、手元に残して、形見にするのもひとつです。入れてよいものは、業者によって違うため、事前に確認しましょう。

参考:横浜市「ペット火葬のご案内」

金具のついた首輪やハーネスは外す

金具のついた首輪やハーネスは、火葬の前に外しておきましょう。 金属やプラスチックの部品は燃えず、お骨に混ざることがあるためです。

岐阜市は、首輪など燃えにくいものや、化学繊維製品を、箱に入れないよう案内しています。横浜市も、金属製品などは、遠慮してほしいとしています。

外した首輪やハーネスは、写真と一緒に飾ったり、小さな箱にしまったりして、手元に残せます。普段つけていたものを、最後にそっと外してあげる時間も、お別れのひとつです。迷うときは、業者に聞いてみましょう。

参考:岐阜市「動物(ペット)の火葬」/横浜市「ペット火葬のご案内」

体の大きさや年齢を業者に伝えておく

依頼するときは、体の大きさや年齢を、業者に伝えておきましょう。 火葬の準備や時間、お骨の扱い方を、愛犬に合わせて整えてもらえます。

伝えておきたいのは、次のとおりです。

  • 体重と、体の大きさ(長さや高さ)
  • 年齢
  • 長く闘病していたかどうか、飲んでいた薬があるか

火葬炉に入る大きさには、上限があります。横浜市では、棺の外径が長さ100センチメートル、横幅60センチメートル、高さ35センチメートル以内、全体の重さが50キログラム未満と決められています。大きな子の場合は、依頼先が対応できるかも、先に確かめましょう。

参考:横浜市「ペット火葬のご案内」

年をとった子や闘病した子は骨がもろくなることもある

年をとった子や、長く闘病した子は、お骨がもろくなっていて、崩れやすいことがあるといわれています。 人でも、年齢を重ねると骨が弱くなることがあるように、愛犬も、骨の状態が変わることがあります。

お骨の残り方は、年齢や病気、飲んでいた薬、体の大きさなど、さまざまなことで変わります。一頭一頭、違いがあり、こうなると決まっているわけではありません。

もし、お骨が細かくなっていたり、思っていたより少なく感じたりしても、ご自身を責めないでください。火葬の方法や、準備が足りなかったせいではありません。長い時間を一緒に過ごし、がんばって生きてきた愛犬の、大切なお骨です。

火葬を依頼するときに、年齢や闘病の様子を伝えておくと、火葬やお骨上げを、愛犬に合わせて進めてもらいやすくなります。きれいに残ったかどうかよりも、最後まで心を込めて見送れたことが、何よりの供養です。

犬のお骨上げの順番|足元から喉仏まで

犬のお骨上げは、足元から頭へ、体の下から上へ向かって拾っていくのが一般的です。最後に、喉仏のお骨を納めて、お骨上げが終わります。 順番や拾い方は、業者によって違う場合もあります。なお、一任の場合は、お骨上げはありません。

  1. 足の骨から拾い始める
  2. 腰と背骨の骨を拾う
  3. 肋骨と首の骨を拾う
  4. 頭の骨を拾う
  5. 最後に喉仏を納める

それぞれのステップを、順番に見ていきましょう。

①足の骨から拾い始める

お骨上げは、足の骨から始めます。 愛犬が、これから歩いて旅立てるように、との思いが込められているといわれています。

前脚や後ろ脚の、細い骨や、足先の小さな骨から、ご家族で順番に拾っていきます。専用の箸やトングを使い、スタッフが、お骨の部位を説明してくれることも多くあります。

足先のお骨は、とても小さく、崩れやすいことがあります。ゆっくり、やさしく拾ってあげましょう。うまく拾えないときは、スタッフが手伝ってくれるため、無理をしなくても大丈夫です。

②腰と背骨の骨を拾う

足の次は、腰の骨と、背骨を拾います。 体を支えていた大きな骨で、お骨の量も、多くなる部分です。

背骨は、小さな骨が連なっているため、火葬のあと、バラバラになっていることがあります。拾いにくいときは、スタッフが、ハケなどで寄せ集めてくれることもあります。

腰の骨は、散歩や、ジャンプをしていた思い出と、つながる場所です。「たくさん歩いたね」「よくがんばったね」と、声をかけながら、拾ってあげるのもよいでしょう。

③肋骨と首の骨を拾う

腰と背骨の次は、肋骨と、首の骨を拾います。 胸のあたりの骨で、心臓や肺を守っていた部分です。

肋骨は、細く、薄い骨のため、火葬のあとに、小さく割れていることもあります。小さな破片も、スタッフと一緒に、ていねいに骨壷に納めていきます。

首の骨は、このあとの頭の骨や、喉仏につながる部分です。大切に拾い、骨壷のなかで、下から順に重なるように、納めましょう。納め方は、スタッフが案内してくれます。

④頭の骨を拾う

体の骨を納めたら、頭の骨を拾います。 頭の骨は、あごの骨や、歯と一緒に、拾うことが多くあります。

頭の骨は、体のなかでも、形が残りやすい部分といわれています。大きな犬では、いくつかに分かれていることもあります。割れていても、気にしなくて大丈夫です。

愛犬の顔を思い浮かべながら、「ありがとう」の気持ちを込めて、拾ってあげましょう。歯が残っているときは、形見として、小さな容器に分けて、手元に残すご家族もいます。

⑤最後に喉仏を納める

最後に、喉仏と呼ばれるお骨を、骨壷の一番上に納めます。 首の骨の一部で、小さく丸みのある形から、手を合わせている姿に見えるといわれることがあります。

喉仏は、スタッフが、見つけて、説明してくれることが多くあります。ご家族で、そっと拾い、骨壷の上に、静かに置いてあげましょう。

形が、はっきり残っていないこともあります。その場合も、気に病む必要はありません。最後のお骨を納めたら、骨壷のふたを閉め、手を合わせて、愛犬に「ありがとう」を伝えましょう。

犬の大きさで変わるお骨上げ

お骨上げの進め方は、犬の大きさによって、少しずつ変わります。お骨の大きさや量に合わせた、拾い方と骨壷の選び方を知っておくと、当日も落ち着いて進められます。 小型犬・中型犬・大型犬に分けて、紹介します。

  • 小型犬は細い骨を崩さないようハケも使う
  • 中型犬はお骨の量に合う骨壷を選ぶ
  • 大型犬は少し砕いて納めることもある

それぞれ、順番に見ていきましょう。

小型犬は細い骨を崩さないようハケも使う

小型犬のお骨は、細くて小さいため、崩さないようにハケも使いながら、ていねいに拾います。 チワワやトイプードルなどでは、足先や肋骨の骨が、特に細く、崩れやすいことがあります。

箸やトングでつかめない小さな骨は、スタッフが、ハケで寄せ集め、骨壷に納めてくれます。ご家族も、スプーンのような専用の道具で、一緒にすくうことができます。

骨壷は、3寸から4寸前後が目安です。1寸は約3cmで、3寸は直径約9cmにあたります。お骨の量は、体の大きさによって変わるため、迷うときは、業者に相談しましょう。

中型犬はお骨の量に合う骨壷を選ぶ

中型犬は、お骨の量が多くなるため、骨壷の大きさを、お骨の量に合わせて選びます。 柴犬、ビーグル、コーギーなどが、このサイズにあたります。

骨壷は、5寸(直径約15cm)前後が目安です。体格には個体差があるため、大きさが合わないこともあります。小さめの骨壷では、お骨が収まりきらず、大きめの骨壷では、すき間が空きすぎることがあります。

選ぶときは、頭の骨が収まる大きさを基準にすると、分かりやすいといわれています。火葬のあとに、お骨の量を見て決められる業者もあります。事前に、確認しておきましょう。

大型犬は少し砕いて納めることもある

大型犬は、お骨が大きく、量も多いため、少し砕いて納めることもあります。 ラブラドールなどでは、6寸(直径約18cm)以上の骨壷が必要になり、そのままでは収まらないことがあるためです。

お骨を砕くときは、業者が、事前に、ご家族の了承を求めるのが一般的です。納得できないときは、断ることもできます。

大きな骨壷を選ぶ方法や、お骨の一部を、分けて持ち帰る方法も、あります。どの方法が合うか、スタッフに相談してみましょう。ご家族の気持ちにそった形を選ぶことが、何より大切です。

お骨は全部持ち帰らなくてもいい

愛犬のお骨は、全部を持ち帰らなくても大丈夫です。 無理のない範囲で持ち帰り、残りは、業者に供養してもらうこともできます。

持ち帰る量に、決まりはありません。骨壷の大きさや、置ける場所、ご家族の気持ちに合わせて、決められます。たとえば、次のような選び方があります。

  • 大切な部分(頭の骨や喉仏など)だけを、小さな骨壷で持ち帰る
  • 骨壷に収まる分だけを持ち帰り、残りは業者に供養をまかせる
  • すべてを持ち帰り、手元で供養する

残したお骨は、業者や霊園が、合同の供養塔などで、まとめて供養してくれることが多くあります。持ち帰る量や、残したお骨の扱いは、業者によって違います。火葬を依頼するときに、確認しておきましょう。

「全部持って帰らないと、かわいそう」と、思う必要はありません。お骨の量ではなく、愛犬を思う気持ちが、何よりの供養です。ご家族で、納得できる形を選んでください。

骨壷で長く供養するための湿気対策

骨壷を手元に置いて供養するときは、湿気に気をつけることが大切です。湿気がこもると、カビの原因になることがあるため、置く場所、乾燥剤、こまめな確認の3つで、湿気を防ぎましょう。

  • 直射日光と湿気を避けた場所に置く
  • 骨壷に乾燥剤を入れる
  • 命日などに様子を見て乾燥剤を替える

それぞれ、順番に見ていきましょう。

直射日光と湿気を避けた場所に置く

骨壷は、直射日光が当たらず、湿気の少ない、風通しのよい場所に置きましょう。 日光が当たると、温度が上がり、骨壷の中に湿気がこもりやすくなります。

避けたい場所は、次のとおりです。

  • 窓際など、直射日光が当たる場所
  • 浴室や台所、洗面所など、水まわりの近く
  • 押し入れの奥など、風通しが悪い場所
  • 冷暖房の風が直接当たる場所

おすすめは、リビングの棚の上など、普段から目が届き、空気が動く場所です。骨壷は、床に直接置かず、台や棚の上に置くと、湿気が伝わりにくくなります。写真やお花を並べて、小さなお参りの場所を作るご家族もいます。

骨壷に乾燥剤を入れる

骨壷の中に、乾燥剤を入れておくと、湿気によるカビを防ぎやすくなります。 骨壷は、ふたの内側に、水分がたまりやすいことがあります。

入れ方の目安は、次のとおりです。

  • お骨が直接ふれないよう、小さな袋や布に包んだ乾燥剤を使う
  • 骨壷の底や、お骨の上に、そっと置く
  • 食品用のシリカゲルなど、市販の乾燥剤を使う

骨壷のふたは、しっかり閉めておきます。骨袋に入れたまま置くと、さらに安心です。ふたが閉まりにくいときや、すき間が気になるときは、業者や仏具店に、相談してみましょう。

命日などに様子を見て乾燥剤を替える

乾燥剤は、ずっと効くわけではないため、命日などの節目に、様子を見て替えましょう。 乾燥剤は、湿気を吸い続けると、効き目が弱くなります。

確認する日を、あらかじめ決めておくと、忘れにくくなります。

  • 命日や、月命日
  • お盆やお彼岸
  • 梅雨の前後や、湿気の多い季節

骨壷のふたを開けたら、お骨や、骨壷の内側に、水滴やカビがないか、そっと見てみましょう。湿っているときは、乾燥剤を新しいものに替えます。お骨に触れるときは、静かに、やさしく扱いましょう。気になる変化があれば、業者に相談してください。

返してもらったお骨の供養方法|お骨の扱いで選ぶ5つ

返してもらったお骨は、お骨の扱いに合わせて、5つの方法から供養できます。手元に置くか、納めるか、自然に還すかで、選びましょう。 まずは一覧で確認します。

供養方法費用の目安お骨の扱いお参り向いている人
骨壷のまま家で手元供養ほとんどかからない骨壷のまま自宅に安置自宅でいつでも家で、そばに置いておきたい人
粉骨して小さな容器やアクセサリーに粉骨は6,000円〜(容器やアクセサリーは別)パウダー状にして、小さな容器へ自宅や、身につけて場所を取らず、コンパクトに供養したい人
霊園や納骨堂に納める合祀墓は7,000〜22,000円前後、納骨堂は1万円台〜霊園や納骨堂に預ける霊園へ出向くお参りの場所がほしい人、管理を任せたい人
樹木葬霊園により異なる木や花のもとに納める霊園へ出向く自然のなかで眠らせたい人
庭に埋めるほとんどかからない骨壷から出して土に埋める自宅の庭で自分の土地がある人

費用は、依頼先や霊園によって変わる目安です。申し込む前に、公式な料金表で確認しましょう。

それぞれの特徴を、順番に見ていきます。

骨壷のまま家で手元供養する

骨壷のまま、お部屋に置いて供養する方法です。 費用がほとんどかからず、いつでもそばで見守れます。引っ越しのときも、連れていけます。

置き場所は、直射日光や湿気を避けた、風通しのよい場所を選びます。写真やお花、好きだったおやつを並べて、小さなお参りの場所を作るご家族もいます。

湿気対策は、前の節で紹介したとおりです。気持ちが落ち着いたら、霊園への納骨など、別の供養に切り替えることもできます。

粉骨して小さな容器やアクセサリーに納める

粉骨(お骨をパウダー状にすること)をして、小さな容器やアクセサリーに納める方法です。 場所を取らず、コンパクトに供養できます。

粉骨の費用は、6,000円〜が目安です。容器やアクセサリーの費用は、別にかかります。お骨の一部だけを、小さな容器に入れて身につけ、残りは別の方法で供養するご家族もいます。

粉骨をすると、元の形には戻せません。専門の業者に頼むと、ていねいに対応してもらえます。ご家族で話し合って、納得してから決めましょう。

霊園や納骨堂に納める

霊園や納骨堂に納めると、お参りの場所を持て、お骨の管理も任せられます。 住まいが変わっても、お参りの場所は変わりません。

納め方には、ほかの子と一緒に眠る合祀墓、屋内の棚に預ける納骨堂、その子だけのお墓などがあります。費用は、合祀墓で7,000〜22,000円前後、納骨堂で1万円台〜が目安です。

手元に置いていたお骨を、あとから納めることもできます。霊園によって、費用や条件は違うため、見学のときに確認しましょう。

樹木葬で木の下に眠らせる

樹木葬は、墓石の代わりに、木や花をしるしにして、お骨を納める方法です。 自然のなかで、静かに眠らせてあげられます。

ペット専用の区画がある霊園や、飼い主と一緒に入れる区画がある霊園があります。年間の管理費がかからない霊園や、一定の期間のあとに、合同の供養塔へ移す霊園もあります。

費用は、霊園や区画のタイプによって幅があります。申し込む前に、犬の受け入れができるかや、期間後の扱いを、確認しておきましょう。

お骨を骨壷から出して庭に埋める

お骨を骨壷から出して、庭の土に埋める方法です。 ご自身が所有している土地に限って、できます。

他人の土地や、公園、河川敷などには、埋めてはいけません。自治体も、他人の所有地や公共の場所には、埋葬しないよう案内しています。賃貸住宅の庭も、ご自身だけの土地ではないため、注意が必要です。

陶器の骨壷は、土に還らないため、お骨だけを、綿の布や紙の袋に包んで埋めます。粉骨をすると、土になじみやすいといわれています。引っ越しの予定があるときは、慎重に考えましょう。

参考:北見市「動物の死体処理」

犬の火葬後の骨に関するよくある質問

質問

火葬後のお骨はすぐに持ち帰れる?

回答

依頼先によって違い、当日に受け取れる場合と、後日になる場合があります。 立会いの個別火葬では、火葬のあとに、その場でお骨上げをして、骨壷を持ち帰ることが多くあります。

自治体では、横浜市の個別火葬は、火葬後の焼骨を骨壺に納めて、お持ち帰りいただくと案内されています。箕面市では、預けた日の翌日以降の受け取りです。依頼するときに、お骨を受け取れる日を確認しましょう。

参考:横浜市「ペット火葬のご案内」/箕面市「ペットの遺骸の持ち込みについて」

質問

お骨上げに立ち会わなくてもお骨は返してもらえる?

回答

個別一任火葬なら、お骨上げに立ち会わなくても、お骨を返してもらえます。 業者が、お骨上げをして、骨壷や骨袋に納めて、お返しします。

ただし、合同火葬は、お骨が返ってこないのが一般的です。立ち会いが難しいときは、個別一任火葬を選び、お骨を返してほしいことを、依頼のときに、はっきり伝えておきましょう。お骨を受け取る方法は、直接の受け取りや、お届けなど、依頼先で違います。

質問

犬の骨壷は何寸を選べばいい?

回答

犬の大きさに合わせて、小型犬は3〜4寸、中型犬は5寸、大型犬は6寸以上が目安です。 1寸は約3cmで、5寸は直径約15cmにあたります。

選ぶときは、頭の骨が収まる大きさを基準にすると、分かりやすいといわれています。体格やお骨の量には、個体差があります。依頼先で、骨壷の大きさが決まっている場合もあるため、申し込むときに確認しましょう。

質問

骨壷に入れたお骨は何年くらい保管できる?

回答

骨壷でお骨を保管できる期間に、決まった年数はありません。 湿気対策をして、ていねいに保管すれば、長く手元で供養できます。

直射日光と湿気を避けた場所に置き、乾燥剤を入れ、命日などに様子を見て、乾燥剤を替えましょう。ご家族の気持ちや、住まいの状況が変わったときに、霊園への納骨に切り替えることもできます。

質問

骨壷を開けてお骨に触れてもいい?

回答

骨壷を開けて、お骨に触れても大丈夫です。 愛犬を思い出しながら、そっと触れたいときもあるでしょう。

触れるときは、きれいに洗った手や、清潔な手袋を使うと安心です。ふたを長く開けておくと、湿気が入りやすくなります。確認が終わったら、ふたをしっかり閉め、乾燥剤の状態も見ておきましょう。お骨は崩れやすいため、静かに扱ってください。

質問

お骨を分けて家族それぞれで持てる?

回答

お骨を分けて、家族それぞれが持つことができます。 お骨を分けることを、分骨といいます。

火葬を依頼するときに、分骨したいことを伝えると、お骨上げのときに、小さな骨壷や容器に分けてもらえることが多くあります。あとから、骨壷のお骨を分けることもできます。分けたお骨は、手元供養のほか、アクセサリーに納める方法もあります。家族で話し合って、決めましょう。

まとめ

愛犬のお骨を残したいときは、個別火葬を選ぶことが大切です。 合同火葬では、一般的にお骨は返ってこないため、依頼する前に、お骨を返してもらうかどうかを、ご家族で話し合っておきましょう。

火葬前には、棺に入れるものを選び、金具を外し、体の大きさや年齢を伝えておくと安心です。お骨上げは、足元から頭へ、最後に喉仏の順で進みます。お骨は、全部を持ち帰らなくても大丈夫です。

返してもらったお骨は、湿気対策をして大切に保管し、手元供養、粉骨、霊園への納骨、樹木葬、庭への埋葬など、ご家族に合う方法で供養できます。『ones ceremony』は、愛犬とのお別れが、心のこもった時間になるよう、これからも情報をお届けしていきます。ゆっくり、ご家族のペースで、見送ってあげてください。

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