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【犬が亡くなってから火葬までの流れ】やること・安置方法・手続きの順番を詳しく解説

読了 15分
犬 亡くなってから火葬までの流れを伝える、白い花と自然光に包まれた犬と、安置・依頼先の決め方・手続きの順番をまとめたアイキャッチ

愛犬が亡くなった直後は、悲しみと混乱のなかで、「まず何をすればいいのだろう」と頭が真っ白になってしまう方が少なくありません。夜中や早朝に突然のお別れを迎えることもあり、誰に連絡すればよいのか迷うのも無理はないでしょう。

実は、亡くなってから火葬までの流れを時間の順に知っておくことで、落ち着いて一つずつ対応できるようになります。

この記事では『ones ceremony』が、亡くなった直後にすること、火葬までの安置方法、夜間の動き方、依頼先の選び方、火葬後の手続きまでを、時系列で分かりやすく紹介します。愛犬との最後のお別れを後悔のないものにしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

犬が亡くなってから火葬までの流れ、火葬までの安置方法、夜中や早朝に亡くなった場合の対応、依頼先に伝える内容をまとめた図解

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犬が亡くなってから火葬までの流れ|全体の時系列を先に確認

愛犬が亡くなってからの対応は、一つずつ順番に進めれば難しくありません。まずは全体の流れをつかんでおくと、今何をすればよいかが見えやすくなります。

亡くなってから火葬までは、「生死の確認」「安置」「依頼先の決定」「火葬」「火葬後の手続き」の順に進めると、迷わず対応できます。

大まかな流れは、時間の順に次のとおりです。

  • 亡くなった直後:まず生死を確認し、確認できたら姿勢を整えて体をやさしく拭きます。
  • 当日:保冷剤などで冷やして涼しい場所に安置し、気持ちが落ち着いたら火葬の依頼先を考え始めます。
  • 翌日以降:依頼先に連絡して、火葬の日時を決めます。夜中や早朝の場合は、朝まで安置してから連絡して問題ありません。
  • 火葬当日:副葬品などを準備し、立会いの有無を確認したうえでお別れをします。
  • 火葬後:遺骨の供養方法を決め、亡くなった日から30日以内に登録の抹消(死亡届)を行います。

次の章から、それぞれの場面でしておきたいことを順番に紹介します。

亡くなった直後にすること|生死確認とエンゼルケア

動かなくなった愛犬を見つけたら、まずは落ち着いて状態を確認しましょう。そのあとで、体をやさしく整えてあげることが大切です。

まず生死を確認する

愛犬が動かなくなっていても、すぐに亡くなったと決めつけないようにしましょう。意識を失っているだけの可能性もあるため、慎重に確認することが大切です。

お腹や胸に手を当てて、呼吸による動きがないかを確認してください。体に触れたときの反応も見て、判断がつかない場合は、動物病院に連絡して獣医師の指示を仰ぐと安心です。

亡くなっていることが確実とは言い切れない場合は、自己判断で安置や火葬の準備を進めず、まず動物病院に相談することが大切です。

姿勢を整えて体を拭く

亡くなったことが確認できたら、体をやさしく整えてあげましょう。亡くなってしばらくすると体が硬くなる死後硬直が始まるため、できるだけ早めに行うのがおすすめです。

手足を自然な形に伸ばし、いつも寝ているときのような穏やかな姿勢にします。目や口が開いている場合は、やさしく閉じてあげましょう。すでに硬直が始まっていて動かせない場合は、無理に動かさないでください。

体は、固く絞ったタオルやガーゼでやさしく拭き、汚れや体液をきれいにしてあげましょう。口や肛門から体液が出てくることがあるため、その都度拭き取ります。ブラシで毛並みを整えてあげるのもおすすめです。

火葬までの安置方法|冷やし方と置き場所

火葬までの間は、体を冷やしながら涼しい場所に安置してあげましょう。ここでは、ご自宅でできる基本の方法と、大型犬の場合の注意点を紹介します。

保冷剤を使った安置の手順

まず、体が収まる大きさの箱やケージを用意します。底にペットシーツやタオルを敷き、その上に愛犬を寝かせてあげましょう。

保冷剤はタオルなどで包み、お腹や背中、頭のまわりに置きます。体が濡れると傷みやすくなるため、保冷剤を直接当てず、溶けたらこまめに交換することが大切です。

安置する場所は、直射日光が当たらず、風通しのよい涼しい部屋を選びます。エアコンで室温を低めに保つと、より安心です。火葬までの日数は季節や体の大きさによって変わるため、早めに依頼先を決めておきましょう。

大型犬の場合の注意点

体の大きな犬は、体の内側に熱がこもりやすいため、小型犬より冷やし方に気を配る必要があります。

保冷剤は多めに用意し、お腹まわりを中心にしっかり冷やしてあげましょう。箱に入らない場合は、防水シートを敷いた布団などに寝かせ、上からバスタオルをかけて冷気を逃がさないようにします。

大型犬は運ぶのが大変なため、火葬の依頼先を決める際は、自宅まで迎えに来てくれるかどうかもあわせて確認しておくと安心です。

夜中や早朝に亡くなったときは|まず安置して、朝に依頼先を確認

夜中や早朝に愛犬が亡くなると、「今すぐ連絡しなければ」と焦ってしまうかもしれません。まずは落ち着いて、安置を済ませることを優先しましょう。

夜中や早朝に亡くなった場合は、無理に急がず、まず体を整えて冷やしながら安置し、朝になってから落ち着いて依頼先に連絡して問題ありません。

民間の火葬業者は、夜間や早朝も相談を受け付けているところもあれば、翌朝の対応になるところもあります。つながらない場合は、留守番電話やメールに連絡先を残しておくとよいでしょう。

自治体の火葬を利用する場合は、受付時間が決まっているため、あらかじめ確認しておくと安心です。公式ページで公表されている例は、次のとおりです。

  • 浜松市:午前9時から午後3時まで。元日と友引の日は休館のため持ち込みできませんが、土・日・祝日は受付しています。
  • 大津市:火葬の受付は午前9時から午後3時まで。休場日は元旦のみです。電話での問い合わせは24時間受け付けています。
  • 岐阜市:午前8時30分から午後5時まで。1月1日と友引の日は受付していません。

受付時間や休みの日は自治体ごとに異なります。夜中に亡くなった場合は、朝になってから、お住まいの自治体の公式ページや窓口で最新の情報を確認してください。

参考:浜松市「ペット類の火葬など」
参考:大津市「動物(ペット)火葬の利用料金について」
参考:岐阜市「動物(ペット)の火葬」

火葬の依頼先を決める|自治体と民間業者の違い

愛犬の安置が済んだら、火葬の依頼先を考えましょう。自治体と民間業者では、受付の方法や遺骨の扱いが異なるため、どのように見送りたいかとあわせて選ぶことが大切です。

自治体に持ち込む場合の流れ

自治体の火葬は、費用を抑えやすい一方で、利用条件や遺骨の扱いが自治体ごとに異なります。公式ページに記載されている例は、次のとおりです。

  • 浜松市:予約は不要で、外から見えないよう箱や袋に入れて、取扱斎場へ持ち込みます。申請書は受付場所の窓口にあり、利用できるのは飼い主が浜松市民の場合のみです。
  • 大津市:持ち込む前に、必ず電話で問い合わせるよう案内されています。収骨をする場合としない場合で料金が分かれています。
  • 岐阜市:個別の火葬は行わず、他の動物と合同で火葬します。住所を確認できる本人確認書類の持参が必要で、料金は現金で用意するよう案内されています。

自治体に依頼する場合は、予約の要否や持ち込み方法、遺骨の扱いが自治体ごとに異なるため、持ち込む前に必ず公式ページや窓口で条件を確認しましょう。

浜松市のように合同火葬のみで、立会いも遺骨の返却もできない自治体があります。副葬品についても、プラスチック製品や首輪などは設備の故障につながるため、事前に除くよう案内されています。

参考:浜松市「ペット類の火葬など」
参考:大津市「動物(ペット)火葬の利用料金について」
参考:岐阜市「動物(ペット)の火葬」

民間業者に連絡するときに伝えたいこと

民間のペット火葬業者は、遺骨の返却や立会いなど、希望に合わせたプランを選べる点が特徴です。自宅まで迎えに来てくれる業者もあるため、体の大きな犬や、運ぶのが難しい場合にも相談しやすくなります。

連絡する際は、愛犬の体重と希望する見送り方を最初に伝えると、プランや見積もりの案内がスムーズになります。

連絡の際は、以下の点を伝えられるようにしておくと安心です。

  • 愛犬のおおよその体重(犬種よりも体重が料金の目安になります)
  • 亡くなった日時と、現在の安置の状況
  • 希望する火葬の種類(合同火葬・一任個別火葬・立会個別火葬)
  • 遺骨を手元に残したいかどうか
  • 自宅への迎えや出張を希望するかどうか
  • 火葬を希望する日時

火葬当日までに準備しておきたいこと

火葬の日時が決まったら、当日までに準備しておきたいことがあります。あわてないように、依頼先に確認しながら進めましょう。

準備しておきたいことは、主に次のとおりです。

  • 副葬品を選ぶ:好きだったおもちゃやおやつ、お花などを選びます。素材によっては入れられないものがあるため、事前に確認します。
  • 棺や箱を整える:体が収まる箱に、タオルなどを敷いて寝かせます。そのまま火葬する場合は、使える素材を業者に確認します。
  • 立会いの有無を確認する:立会いを希望する場合は、プランが対応しているか、同行できる人数や時間も確認します。
  • 自治体に持ち込む場合は必要なものを確認する:申請書、住所が分かる本人確認書類、料金(現金)など、自治体ごとに異なる案内を確認します。
  • 愛犬との時間をつくる:火葬の前に、家族で最後のお別れの時間をとります。

副葬品は、素材によって火葬できないものがあるため、入れたいものが決まったら、必ず事前に依頼先へ確認しましょう。

たとえば浜松市では、プラスチック製品や首輪などの副葬品は、設備の故障につながるため事前に除くよう案内されています。民間業者でも、燃えにくい素材や化学繊維のものは入れられない場合があるため、同じように確認しておくと安心です。

参考:浜松市「ペット類の火葬など」
参考:岐阜市「動物(ペット)の火葬」

火葬後にすること|登録抹消(死亡届)と供養

火葬が終わったあとにも、犬ならではの手続きがあります。あわせて、遺骨をどう供養するかも、気持ちが落ち着いてからゆっくり考えていきましょう。

登録抹消(死亡届)の手続き

犬は、狂犬病予防法に基づいて市区町村への登録が必要です。そのため、亡くなったときは登録を抹消する届出が必要になります。

犬が亡くなったら、死亡した日から30日以内に、お住まいの市区町村へ死亡届を提出し、登録を抹消しましょう。

手続きの方法は、愛犬の登録状況によって異なります。柏市の例では、次のように案内されています。

  • マイクロチップを装着している犬:環境大臣指定登録機関のサイト「犬と猫のマイクロチップ情報登録」で死亡の登録を行うと、市での手続きが自動的に完了します。
  • マイクロチップを装着していない犬:鑑札を添えて、電子申請・窓口・電話のいずれかで死亡届を提出します。

手続きの方法や、鑑札の扱いは自治体によって異なります。大月市のように、鑑札は飼い主が廃棄するよう案内している自治体もあるため、お住まいの自治体の案内を確認してください。

参考:柏市「犬の登録(申請・変更・抹消)と狂犬病予防注射」
参考:大月市「犬の登録及び各種届出と狂犬病予防注射」

供養の選び方

遺骨が返却された場合は、手元供養や、ペット霊園などへの納骨から選べます。手元供養は、骨壺を自宅に置いたり、遺骨を納めたペンダントを身につけたりして、身近に感じながら供養する方法です。納骨は、他のペットと一緒に埋葬する合祀や、一区画を確保する個別のお墓などがあります。

供養の方法に決まった期限はないため、すぐに決めようとせず、家族の気持ちが落ち着いてから、ゆっくり選んで問題ありません。

なお、自治体の火葬のように遺骨が返却されない場合は、手元供養や納骨はできません。そのときは、愛犬の写真やお気に入りだった品を飾る、祭壇をつくるなど、遺骨がなくてもできる供養の方法もあります。

よくある質問(FAQ)

Q. 亡くなった当日に火葬することはできますか?

A. 当日の火葬に対応しているかどうかは、依頼先によって異なります。民間業者の場合は、当日対応が可能なところもあれば、翌日以降の案内になるところもあります。自治体の場合は、受付時間が午前から午後の早い時間までと決まっているため、持ち込める時間帯にも注意が必要です。

当日の火葬を希望する場合は、連絡する際にその旨を伝え、対応できるかどうかを最初に確認しましょう。

Q. 夜中に亡くなった場合は、すぐに連絡したほうがよいですか?

A. 夜中や早朝に亡くなった場合は、無理に急ぐ必要はありません。まず体を整えて冷やしながら安置し、朝になってから依頼先に連絡して問題ありません。

民間業者は夜間の相談を受け付けているところもありますが、つながらない場合は、留守番電話やメールに連絡先を残しておくとよいでしょう。自治体を利用する場合は、受付時間が決まっているため、朝になってから確認してください。

Q. 火葬までは、何日くらい待てますか?

A. 安置できる期間は、季節や体の大きさ、冷やし方によって変わります。夏場は傷みが早く、冬場は比較的余裕がありますが、どの季節でも、保冷剤をこまめに交換しながら冷やし続けることが前提になります。

火葬までの日数に迷うときは、早めに依頼先を決めて、遺体の状態を伝えたうえで日程を相談しましょう。遺体の状態に不安を感じたら、すぐに依頼先へ連絡してください。

Q. 大型犬でも自宅で安置できますか?

A. 大型犬も、保冷剤を多めに使えば自宅で安置できます。体の内側に熱がこもりやすいため、お腹まわりを中心にしっかり冷やし、箱に入らない場合は防水シートを敷いた布団などに寝かせて、上からバスタオルをかけましょう。

体の大きな犬は運ぶのが大変なため、自宅まで迎えに来てくれる業者かどうかを、依頼先を決める段階で確認しておくと安心です。

Q. 自治体の火葬には予約が必要ですか?

A. 自治体によって異なります。浜松市は予約不要で、外から見えないよう箱や袋に入れて持ち込みます。大津市は、持ち込む前に必ず電話で問い合わせるよう案内しています。岐阜市は、オンライン総合窓口サイトの利用が案内されています。

自治体ごとに受付の方法が異なるため、持ち込む前に、お住まいの自治体の公式ページや窓口で確認しましょう。

Q. 副葬品は何でも入れてよいですか?

A. 副葬品は、素材によって入れられないものがあります。たとえば浜松市では、プラスチック製品や首輪などは、設備の故障につながるため事前に除くよう案内されています。

入れたいものが決まったら、素材を確認したうえで、必ず事前に依頼先へ相談しましょう。民間業者でも、化学繊維など入れられない素材がある場合があります。

Q. 犬の死亡届は、いつまでに出せばよいですか?

A. 犬は、亡くなった日から30日以内に、お住まいの市区町村へ死亡届を提出し、登録を抹消する必要があります。マイクロチップを装着している場合は、環境大臣指定登録機関のサイトで死亡の登録を行うと、自治体によっては市での手続きが自動的に完了します。

手続きの方法や、鑑札の扱いは自治体によって異なるため、お住まいの自治体の案内を確認しましょう。

Q. 供養は必ず行わなければいけませんか?

A. 供養の方法や有無に決まったルールはなく、飼い主の気持ちや状況に合わせて選ぶことができます。手元供養や納骨など、どの方法にもそれぞれの良さがあります。

大切なのは、形式にこだわりすぎず、自分たちが納得できる形でお別れをすることです。迷った場合は、まず火葬を済ませたうえで、時間をかけてゆっくり供養方法を決めても問題ありません。

まとめ

愛犬が亡くなってから火葬までは、「生死の確認」「姿勢を整えて体を拭く」「冷やして安置する」「依頼先を決める」「火葬」の順に進めると、迷わず対応できます。夜中や早朝に亡くなった場合は、無理に急がず、まず安置を済ませて、朝になってから依頼先に連絡すれば問題ありません。

自治体と民間業者では、受付の方法や遺骨の扱いが異なります。どのように見送りたいかを考えたうえで、依頼先を選びましょう。火葬のあとは、亡くなった日から30日以内に登録の抹消(死亡届)を行うことも忘れないようにしてください。

『ones ceremony』では、大切な愛犬とのお別れが後悔のないものになるよう、これからも役立つ情報をお届けしていきます。

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