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犬に涙やけが起こる原因とは?対策と病院に行くべき症状まで解説

愛犬の目元が赤茶色に変色する「涙やけ」は、多くの飼い主さんを悩ませる深刻なトラブルです。 毎日こまめに拭き取っても、フードを替えても改善が見られず、不安を感じていませんか。

実は涙やけの背景には、水分不足による代謝の低下や、体内に溜まった「熱」といった根本的な原因が隠れています。この記事では、病気のサインから自宅でできる食事・マッサージ法までを網羅的に解説します。

著者

藤井 麻乃子(ふじい そのこ)

愛犬のための水分補給トッピングスープ 「ones」 スタッフ

ミックス犬2頭と暮らす愛犬家。シュナウザー×マルチーズのパピーと、プードル×イングリッシュスプリンガーの3歳の成犬と日々の暮らしを楽しみながら、実際に試した安心・安全なドッグフードレビューを中心に情報を発信しています。

著者

飛田 邑貴(とびた ゆうき)

愛犬のための水分補給トッピングスープ 「ones」 代表

【経歴】2018年、株式会社gojuonを創業。愛犬のゴールデンレトリバーとの別れをきっかけ
に、愛犬たちの食事と向き合い、2020年に完全オーガニックフレッシュフード「BIO POUR CHIEN」の代表取締役に就任。2022年、愛犬のための水分補給トッピングスープ「ones」をリリース。現在は、オーストラリアンラブラドゥードルと暮らしながら、手作り食とドライフードと併用。

犬の涙やけが起こる原因とは?

涙やけは、目からあふれた涙が原因で目の下の毛が茶色く変色する現象です。主な要因には涙の過剰な分泌や通り道の詰まり、さらには食事やアレルギーなどが深く関わっています。

一見すると表面的な汚れに見えますが、実は体内の水分不足や代謝の低下、熱のこもりといった内面的な不調がサインとして現れているケースも少なくありません。

涙の分泌量が過剰な場合

愛犬が常に涙を流している場合、外部からの刺激に対して目を保護しようとする防御反応が働いています。例えば、ゴミやホコリが目に入ったり、逆さまつ毛が角膜を刺激し続けたりすることで、涙の量は急激に増えてしまいます。また、散歩中の花粉やハウスダストへの反応も過剰分泌を招く一因です。

こうした物理的な刺激が続くことで、本来は目を潤すための涙が目頭から溢れ出し、常に被毛が濡れた状態になって細菌が繁殖しやすい環境を作ります。放置すると炎症を招くため、まずは何が刺激になっているのかを特定することが重要です。早期の対策で悪化を防ぎましょう。

涙が流れる経路に異常がある

通常、涙は「鼻涙管(びるいかん)」という細い管を通って鼻へと抜けていきます。しかし、生まれつきこの管が狭かったり、炎症によって詰まってしまったりすると、行き場を失った涙が目から溢れ出す「流涙症」を引き起こします。

特にチワワやプードルなどは、頭の構造上この管が屈曲しやすいため注意が必要です。鼻涙管が閉塞してしまうと、どれだけ目の周りを拭いても根本的な解決にはならず、外科的な洗浄や処置が必要になる場合もあります。

愛犬の涙が止まらない時は、まず通り道が正常に機能しているかをチェックしてあげましょう。家庭での判断が難しい場合は獣医師の診断が必要です。

アレルギーや食事が原因のケース

食べ物へのアレルギー反応や、ドッグフードに含まれる添加物・酸化した油分が涙やけを悪化させることがあります。特定のタンパク質や穀物が体に合わないと、免疫反応として涙の量が増えるためです。

また、油分が多い食事を続けていると、目の周りの脂分が酸化しやすくなり、茶色い汚れが定着する原因となります。原材料が不透明なフードや添加物の多い食事を避け、新鮮な食材や水分をたっぷり含んだごはんへ見直すことで、目元の環境が劇的に改善されるケースは多いです。

愛犬の体質に合った栄養バランスを考え、老廃物を溜め込まない食事を意識しましょう。毎日のごはんが健康の土台となります。

涙の質や成分の変化による場合

涙は単なる水ではなく、油層やムチン層などが重なって構成されています。この成分バランスが崩れると、涙が蒸発しやすくなったり、逆に粘り気が強くなって目元に留まりやすくなったりします。

特に体内に老廃物が溜まっていると、涙自体の成分が細菌の繁殖を助長するものに変化し、強い異臭を放つことも珍しくありません。身体の巡りが悪くなり、涙の質そのものが「汚れやすい状態」に変化していることが、なかなか治らない涙やけの隠れた要因となっているのです。

質の良い涙を維持するためには、内臓に負担をかけない生活習慣が欠かせません。内側からのケアで涙の質を高めましょう。

被毛や皮膚環境が影響する場合

目の周りの毛が伸びすぎて眼球に触れていたり、湿った状態が長く続いたりすることで涙やけは加速します。濡れた毛は細菌の温床となり、一度変色した毛は拭き取るだけでは元に戻りません。

また、皮膚がただれて炎症を起こすと、そこからさらに分泌物が出て悪循環に陥ります。目元の清潔を保ち、可能な限り「乾燥した状態」を維持するようなこまめなケアが、美しい毛並みを守るための鉄則といえます。

汚れを放置せず、コットンなどで優しく水分を取り除く習慣をつけましょう。トリミングで目の周りを短く整えるのも有効な手段です。清潔な状態を維持してあげてください。

見落とされがちな根本原因「水分不足」と「代謝不良」

多くの飼い主さんが見落としがちなのが、愛犬の慢性的な水分不足です。体が水不足に陥ると、血液の巡りが悪くなり、老廃物を尿や便でスムーズに排出できなくなります。その結果、体内に残った不純物が涙などの分泌物として現れ、目元を汚してしまうのです。

水分を十分に摂取して代謝を上げ、体内の循環をスムーズに保つことは、涙やけというトラブルの原因を根元から断つ方法となります。毎日新鮮な水を飲ませるだけでなく、食事からも水分を補給できる工夫が、愛犬の健康な目元を支える土台となるでしょう。

水分不足がマイボーム腺の脂を硬くする仕組み

瞼の縁にあるマイボーム腺は、涙に油分を足して乾燥を防ぐ重要な役割を持っています。しかし、水分摂取が少ないと代謝が落ち、この分泌される脂がドロドロに硬くなって詰まってしまいます。

脂が詰まって瞼が腫れると、涙の出口が圧迫されて外へ溢れ出し、重度の涙やけを引き起こす原因になるのです。代謝を良くして脂を出しやすくするためにも、水分摂取を徹底しましょう。

涙やけの原因「内熱(実熱)」体質とは?【東洋医学】

東洋医学では、体に余分な「熱」がこもることで目に不調が現れると考えます。特に脂っこい食事や環境ストレスは「内熱」を発生させやすく、その熱が目に集まることで涙の過剰分泌を招きます。

キュウリや豆腐といった体をクールダウンさせる食材を食事に取り入れ、体内の熱を逃がすことで、驚くほど目元がスッキリすることがあります。 巡りを整え、熱を逃がす食事を心がけてみてください。

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犬の涙やけの原因になる病気とは?

涙やけの背景には、家庭でのケアだけでは改善が難しい病気が隠れていることもあります。鼻涙管の詰まりやまぶたの異常、あるいは目に強い刺激を与えるアレルギーなどが代表的です。

愛犬の目元に異常を感じたら、まずは疾患の可能性を疑い、適切な医療的ケアを検討しましょう。

疾患名特徴・原因主な症状対応・ポイント
鼻涙管閉塞涙の通り道が物理的に詰まる。先天的な細さや炎症による癒着が原因涙が常に溢れる、拭いても改善しない動物病院での洗浄や処置が必要。効果がない場合は早めに受診
眼瞼内反症まぶたが内側に巻き込み、まつ毛が角膜を刺激涙の過剰分泌、目を細める仕草、違和感放置は危険。視力への影響もあるため早急に専門医へ
角膜炎・結膜炎細菌感染や外傷による炎症充血、目やに(黄色・粘性)、涙の増加消炎・抗菌治療が必要。放置すると角膜白濁のリスク
アレルギー症状食材や花粉などによる免疫の過剰反応涙の増加、かゆみ、顔をこする行動原因特定+食事改善+水分補給で体内環境を整える

鼻涙管閉塞

涙が鼻へ抜ける道である「鼻涙管」が、物理的に塞がってしまう病態です。先天的に管が細い場合や、慢性的な炎症による癒着が原因で発症します。行き場のない涙が目頭から溢れ続けるため、どんなに拭いても対策が追いつきません。

トイ・プードルなどの小型犬では、構造的にこの管が屈曲しやすい傾向があります。管の詰まりが原因の場合は、病院での洗浄や処置が必要となるため、拭き取りケアで効果が出ない時は一度通り道をチェックしてもらいましょう。

眼瞼内反症

まぶたが内側に巻き込まれ、まつ毛が常に角膜を刺激する状態です。この持続的な刺激が、目を保護しようとする防御反応を招き、過剰な涙の分泌を引き起こします。

水分不足でマイボーム腺の脂が硬くなり、まぶたが腫れることで二次的に内反が起こるケースもあります。角膜への慢性的なダメージは視力に影響を及ぼす恐れがあるため、目を細める仕草が見られたら即座に専門医を受診してください。

角膜炎・結膜炎

目の表面や膜に細菌感染や外傷が加わり、強い炎症が起きる疾患です。炎症反応として涙液が増えるだけでなく、粘り気のある黄色い目ヤニが増加するのが特徴です。これが毛に絡みつくと、酸化が進んでがんこな汚れや異臭に変化してしまいます。

放置すると角膜が白濁するリスクも伴います。激しい充血や痒みを伴う場合は、愛犬が強い痛みを感じているサインなので、食事改善と並行して速やかな消炎治療を行いましょう。 

アレルギー症状

食べ物や環境物質に過剰な免疫反応が起こり、涙量が増える症状がでます。ドッグフードの添加物や特定のタンパク質が引き金となり、体内の炎症物質が放出されます。

これに伴い、目元の不快感から顔をこすってしまい、被毛の環境がさらに悪化することも多いです。原因物質を特定するのと同時に、食事に水分をプラスして排泄を促す「デトックス」の意識を持つことが、アレルギーに負けない体質作りの鍵を握ります。内側から整える習慣を大切にしましょう。

涙やけが起こりやすい犬種とは?

涙やけはどの犬種にも起こる可能性がありますが、特に顔の構造や毛色が影響しやすい犬種が存在します。

鼻の短い犬種は涙の通り道が圧迫されやすく、小型犬は大きな瞳を守るために涙の量が増えがちです。毛色が白い犬種は汚れが目立ちやすいため、飼い主さんが早期に異変に気づくきっかけになることも多いです。

タイプ特徴・原因主なリスク対策・ポイント
短頭種(パグ・シー・ズーなど)目が突出し涙が溜まりやすい。鼻涙管が潰れやすく涙が外へ溢れやすい。皮膚のひだに湿気がこもる細菌繁殖、涙やけ悪化こまめな拭き取り、ひだの清潔維持、しっかり乾燥させる
小型犬(トイ・プードル・マルチーズ・チワワなど)目が大きく外部刺激を受けやすい。鼻涙管が細く詰まりやすい。白毛で変色が目立つ涙の酸化による着色、詰まりやすさ水分多めの食事、代謝促進、目元の観察とケア
アレルギー体質の犬(柴犬・フレンチブルなど)食事や環境による炎症で涙が増加。体内に熱がこもりやすい体質慢性的な涙やけ、炎症悪化アレルゲン特定、食事改善、デトックス・巡り改善

短頭種

パグやシー・ズーといった鼻の短い短頭種は、骨格的に目が突出しており、涙が溜まりやすい構造をしています。また、鼻の周りの皮膚のひだに涙が入り込みやすく、湿気がこもることで細菌が繁殖し、涙やけが悪化しやすいのが特徴です。

頭の小さい子も物理的に涙の通り道が狭くなっているケースも多く見られます。鼻がつぶれている構造上、涙点という穴が潰れやすく外へ溢れやすい点にも注意が必要です。顔周りの清潔を保つとともに、皮膚のひだを優しく拭き取り、乾燥した状態を維持することが重要です。

小型犬

トイ・プードルやマルチーズ、チワワなどの小型犬は、大きな目がチャームポイントですが、その分だけ外気や埃の影響を受けやすくなります。また、涙を鼻へと流す鼻涙管が細く、生まれつき屈曲していることも珍しくありません。

さらに、白い被毛を持つ子が多いため、酸化した涙による赤茶色の変色が非常に目立ちやすいという側面もあります。小型犬は喉の渇きを感じにくい傾向があるため、食事から水分を摂らせて代謝を促す必要があります。水分たっぷりの食事を摂ることで身体の巡りが良くなり、老廃物を排出できる体へと繋がります。

アレルギーになりやすい犬

柴犬やフレンチ・ブルドッグなどは、皮膚がデリケートでアレルギー体質の子が多い犬種です。食物アレルギーや環境要因によって目元の粘膜が刺激されると、過剰に涙が分泌され、結果として涙やけが引き起こされます。

東洋医学の視点では、こうした犬種は体内に「熱」を溜め込みやすい「実熱」体質であることも少なくありません。特定の食材への反応をチェックしつつ、体の巡りを整えて老廃物を出し切る体作りを優先させることが解決への近道となります。不要な毒素を溜め込まない健康な毎日を目指しましょう。

こんな症状の際には病院に連れて行こう

涙やけが単なる体質や汚れではなく、治療が必要な病気のサインである場合があります。特に、目が真っ赤に充血している、痛がって頻繁に顔をこすっている、あるいは目ヤニが黄色や緑色に変色している場合は注意が必要です。

また、目元から強い異臭がしたり、皮膚が赤くただれたりしている状態は、二次的な細菌感染を起こしている可能性が高いため、早急な診断が求められます。脂を分泌するマイボーム腺の働きが鈍ると、角膜の乾燥を招き、傷がつきやすくなります。目を開けにくそうにしていたり、涙が急激に増えた際は要注意です。放置せずに病院を受診し、角膜や結膜の状態を確認してもらいましょう。

家庭での食事改善と並行して、専門的な消炎処置を行うことで、愛犬の痛みや不快感をで取り除いてあげることができます。異常を感じた際には早めの相談を心掛けましょう。

犬の涙やけの予防・対処方法

犬の涙やけを予防・改善するには、外部ケアと体内環境を整える内部ケアの両立が不可欠です。まず大切なのが「こまめな拭き取りと乾燥」です。涙が被毛に付着したままになると細菌が繁殖して変色を招くため、清潔なコットンで水分を取り除き、常に乾いた状態を維持しましょう。

次に、獣医師の藤原先生が推奨する「1日100回の瞬きマッサージ」も有効です。蒸しタオルで目元を温めた後、上下の瞼をぶつけるようにマッサージすることで、マイボーム腺の脂の詰まりを解消します。

さらに水分不足を解消して代謝を高め、体の熱を逃がす食材を食事に取り入れることで、4〜8週間かけて内側から目元の環境を整えることができます。外部と内部の両面からアプローチし、愛犬の健康な目元を守りましょう。

蒸しタオルで30秒ほど目元を温める

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上瞼と下瞼をパチパチとぶつけるのを1セット25回・1日4回(計100回程度)行う

                    ⬇︎

マイボーム線からの脂の排出を促す

「犬 涙やけ 原因」に関するよくある質問

「犬 涙やけ 原因」について、飼い主さんが特に疑問に感じやすいポイントを解説します。

食べ物の影響や放置するリスク、改善までの期間などを正しく知ることで、焦らず適切なケアを継続できるようになります。愛犬の目元の健康を守るためには、一時的な汚れを落とすだけでなく、体質に合わせた長期的な視点を持つことが大切です。

Q1.犬が涙やけになりやすい食べ物は?

A.涙やけを招きやすい食べ物の代表は、油分が多く酸化しやすいドッグフードや、人工添加物が豊富な加工食品です。

油分の過剰摂取はマイボーム腺の詰まりを引き起こし、添加物は老廃物として体内に蓄積されやすくなります。また、特定の肉類や穀物へのアレルギー反応で涙が増えるケースも少なくありません。

油っこいおやつや原材料が不明瞭な食事は避け、水分をたっぷり含んだ新鮮な食材を選ぶことが、健康な目元を維持することに繋がります。消化の良い食事で、体内の老廃物をスムーズに排出させましょう。

Q2.涙やけを放っておくとどうなる?

A.涙やけを放置すると、常に濡れた被毛で細菌が繁殖し、強烈な異臭や皮膚のただれ(湿疹)を引き起こします。一度変色した毛は元に戻らず、不衛生な環境が続くことで結膜炎などの眼疾患を併発するリスクも高まります。

さらに、脂の詰まりが原因の場合、角膜が乾燥しやすくなり、目を傷つける恐れもあります。単なる見た目の問題と捉えず、愛犬の痛みや不快感を取り除くために、早期の体質改善や外部ケアを行うことが重要です。 放置は症状を悪化させるだけでなく、愛犬の生活の質を下げてしまうので絶対にやめましょう。

Q3.食事やケアを変えてから、涙やけはどのくらいで改善する?

A.食事の見直しやマッサージなどのケアを始めてから、効果を実感できるまでの目安は一般的に4〜8週間です。

体内の巡りが整い、代謝によって古い老廃物が排出されるには、ある程度の時間が必要です。最初は「あまり変わらない」と感じても、焦らずに水分摂取とデトックスを意識した生活を継続しましょう。

新陳代謝のサイクルに合わせてじっくり取り組むことで、根元から生えてくる新しい毛が汚れにくくなり、目元の印象が劇的に変わります。 まずは2ヶ月間を目安に正しいケアを続けてみてください。

まとめ

愛犬の涙やけは、単なる見た目の汚れではなく、体質や体内環境の乱れを知らせる大切なサインです。物理的な要因や病気の可能性をチェックした上で、日々の食事や水分摂取量を見直してあげましょう。

こまめな外部ケアに加え、食事から水分をたっぷり摂って代謝を促すことが、根本的な改善への一番の近道となります。藤原先生が推奨する瞬きマッサージやクールダウン食材を、まずは4〜8週間継続してみてください。愛犬の内側から巡りを整えることで、涙やけに悩まない健やかで健康な目元を目指しましょう。

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