柴犬向けドッグフードのおすすめ人気ランキング17選
きりっとした目元、引き締まった四肢、柴犬の魅力はとどまるところを知りません。運動量が多い柴犬にとって餌選びはとても大切。しかし、ドッグフードはシュプレモやモグワン、カナガンなど種類も多いので、どのフードが愛犬に合うのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、柴犬向けドッグフードの選び方と、おすすめの人気商品をランキングでご紹介します。年齢や体調も考慮して、あなたの愛犬にピッタリのドッグフードを見つけてあげてください。
監修者:藤原 光宏 (ふじわら みつひろ)
instagram:シワ男 / ふじわら動物病院 院長 / ones 獣医師監修
【経歴】 日本獣医生命科学大学卒 2001年開業 【所属学会】 日本ホモトキシコロジー協会 日本医療・環境オゾン学会 比較統合医療学会 日本ペット中医学研究会 【著書】 現役院長達が教えるイマドキの犬の飼い方 現役院長達が教えるイマドキの猫の飼い方 【動画、セミナー】 飼主さんが幸せになると動物が幸せになるセミナー 動物たちの最高の治療セミナー
著者:飛田 邑貴
愛犬のための水分補給トッピングスープ 「ones」 代表 / フレッシュフードブランド「BIO POUR CHIEN」代表
【経歴】2018年、株式会社gojuonを創業。愛犬のゴールデンレトリバーとの別れをきっかけに、愛犬たちの食事と向き合い、2020年に完全オーガニックフレッシュフード「BIO POUR CHIEN」の代表取締役に就任。2022年、愛犬のための水分補給トッピングスープ「ones」をリリース。現在は、オーストラリアンラブラドゥードルと暮らしながら、手作り食とドライフードと併用。
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
柴犬の特徴とかかりやすい病気を知って、愛犬の健康を維持するドッグフードを選ぼう
柴犬は元々猟犬として野山を駆け回ってきた犬種で、小型ながら運動量が非常に多いため、良質な動物性のタンパク質を多く含む餌が必要です。また、日本の四季に適応するため、外側のかたい毛と皮膚近くのやわらかな密度の高い下毛のダブルコートの被毛を持ちます。
かかりやすい病気や遺伝性の病気はほかの犬種に比べると比較的少ないですが、注意しておきたい病気は以下の通りです。
病名 | 症状など |
アトピー性 皮膚炎 | 慢性的に皮膚に湿疹ができる病気で、もともとの体質や遺伝にもよる 肌のバリア機能が低下しているため肌が乾燥し、指の間や目の周り、 足の付け根などに発症する |
アレルギー性皮膚炎 | 特定のアレルゲンに反応して炎症がおこる病気 ドッグフードに含まれる物質が原因になることも多いため、餌選びには注意が必要 |
股関節 形成不全 | 大腿骨と骨盤のつなぎ目である股関節の骨部分に異常がある病気 先天性の場合が多いが、成長期に股関節に負担がかかることで発症することもある |
膝蓋骨脱臼(パテラ) | 通常なら大腿骨のくぼみ部分に収まっているはずの膝蓋骨がずれてしまい、 ひざの関節の動きに異常が出る病気 歩き方に違和感がある場合は要注意 |
白内障 | 目の中の水晶体が白濁し、視力が低下する病気 老化に伴う発症が多いため、 予防は難しいが生活環境や食事でリスクを減らすことも大切 |
柴犬は、アトピー性皮膚炎が圧倒的に多く、治療が困難な子も多いです。緑内障にもなりやすく、注意が必要です。柴犬は神経質な子が多くて、しつけのことで困ることが多いです。また、神経質ゆえに皮膚病も悪化しやすく痒みのコントロールに苦慮します。食物アレルギーの子も多く、その子にあった食事を探す必要もあります。柴犬の慢性下痢は難治性のことも多く、亡くなることもあるので注意が必要です。
柴犬向けドッグフードの選び方
柴犬向けドッグフードを選ぶ際に重要な9つのポイントを見ていきましょう。
よくある犬種別フードは柴犬用も穀物メインが多数!まず「原材料」を確認しよう
犬種別の商品を多く目にしますが、「柴犬用」の多くは国産で、原材料には小麦粉やトウモロコシなどの穀類が使われています。本来、肉食である犬は穀類の消化が苦手。また、穀類はアレルギーを誘発しやすいため注意が必要な原料です。
日本の法律ではドッグフードを食品として扱わないため、使われる原材料自体や添加物について不安な点が残ります。柴犬用ならこれを与えれば安心、と思わず、一度原材料をチェックしてみましょう。
運動量の多い柴犬には良質な肉・魚などの「動物性タンパク質」が主原料のものを選ぼう
小型ながら筋肉質の柴犬には、良質なタンパク質を多く含むフードが適しています。30%以上のいわゆる高タンパク質フードがいいでしょう。タンパク質が不足すると筋力の低下、免疫力の低下、皮膚や被毛の不調などの影響が出てきます。
柴犬のためのフードには主原料には愛犬の好みや体調によって、チキンやラムなどの肉類やサーモンなどの魚類が使われているものを選ぶようにしましょう。
愛犬の美しいコンディションを維持する「オメガ3・オメガ6脂肪酸」をチェックしよう
亜麻仁や青魚などに多く含まれるオメガ3脂肪酸は、主に炎症作用を抑える働きがあります。アレルギーを起こしやすい柴犬にはとても大切な成分です。ただ、オメガ3脂肪酸はとても酸化しやすいため、フードの保存には注意が必要です。
ひまわり油やごま油に含まれるオメガ6脂肪酸にも肌のバリア機能を助ける働きがあります。過剰に摂りすぎると逆にアレルギーを招いたり、ほかの病気の原因になる可能性もあるので、摂取量のバランスが大切な成分です。
消化が良く、穀物アレルギーの予防にもおすすめな「グレインフリー」を確認しよう
食べ物を丸飲みしがちな柴犬にとって、穀類は消化にとても長い時間がかかります。それは、とくに子犬や老犬、体調の悪い犬の胃腸にはとても大きな負担。穀類を一切使わない「グレインフリー」のフードもチェックしましょう。
さらに、小麦粉やトウモロコシは、アレルゲンになりやすい食材にあげられます。アレルギーを予防するには、腸内環境を良くして免疫力をあげることが大切。しかし、穀類の消化による負担で炎症気味の腸壁は、バリア機能が弱く、アレルギーのリスクを高めてしまいます。
良質な原材料と高い安全性を基準とする「プレミアムフード」をチェックしよう
最近よく耳にする「プレミアムフード」は、ドッグフードの中でも良質な肉や魚をメインとして、添加物の使用をできる限り抑えた栄養価の高いフードを指します。しかし厳密な基準があるわけではなく、メーカーごとの基準に基づいています。
大量生産の市販のフードでは曖昧になりがちな、生産工場の情報や商品管理を徹底しているフードも多いです。ただ、やはり他のフードに比べると、価格は高め。継続して愛犬にあげられるか確認してみることも大切です。
愛犬の健康を守るために知っておくべきBHAなどの「添加物」について確認しよう
ドッグフードには品質を保ち、見た目をよくするためなどの目的で添加物が使われることがあります。酸化防止剤として使われるBHAやBHT、保存料の代表格ソルビン酸Kについては危険性も指摘されています。
添加物は発がん性やアレルギーの原因になる可能性がありながら、規制の対象になっていないものも多くあります。愛犬にとって本当に必要なものなのか、よく確かめながらフードを選ぶことが大切です。
子犬には高タンパク高脂質、シニア犬には抗酸化栄養素など、「年齢」に合ったフードを選ぼう
柴犬はだいたい~生後8カ月が子犬の時期、8カ月~7歳までが成犬、そして7歳~がシニア犬と成長していきます。それぞれの時期で、必要な栄養素やカロリーが異なるため、餌も成長に応じて変えるのがいいでしょう。
成長著しい子犬の時期は、成犬よりさらに多くの高タンパク高脂質のフードを与えましょう。シニア犬には、免疫力を高る抗酸化作用のある果物などもおすすめ。また、衰えてきた関節にうれしい、コンドロイチンやDHAを含む魚が含まれるフードが最適です。
食いつきがよくない場合は、柔らかなウェットタイプの餌やドライフードをぬるま湯でふやかしたものもおすすめです。
成犬にはバランスの取れた「総合栄養食」をチェックしよう
「総合栄養食」と表示できるのは、日本のペットフード公正取引協議会が定める基準を満たしたドッグフード。米国飼料検査官協会と米国科学アカデミーの学術会議が示すガイドラインをもとに定められたものです。
愛犬の主食として適しているもの、基本的にこの総合栄養食と新鮮な水だけで愛犬の健康が保たれるように配合されたものだけが認定を受けることができます。ただ、これは栄養素の基準のみで、原材料や添加物についての基準ではないため、注意が必要です。
保存期間やワンちゃんの食いつきを考えて、ドライ・ウェットなどの「タイプ」をチェックしよう
ドッグフードにはドライタイプとウェットタイプがあります。2つの大きな違いは含まれる水分量。最小限まで水分を抑えてあるドライフードとたっぷり水分を含んだウェットフードではどこが違うのか、それぞれの特徴をご紹介します。
水分含有量10%以下で保存ができ、大量買いも可能な通称カリカリ「ドライタイプ」
ほとんどのワンちゃんが主食としている一番ポピュラーなタイプの餌。水分含有量が非常に少ないため、保存が利くのが魅力ですが、保存期間が長くなると酸化が心配です。とくに酸化防止剤や保存料といった添加物の少ないフードを、ある程度こまめに買い足すことが大切になります。
ドライフードを与えると歯石や歯垢が付きにくいという説もありますが、本来犬は食べ物をほぼ丸飲みする習性。固いフードを嚙むことで歯がきれいになるということは、実はあまりないようです。
味や匂いが強いため食いつきがよく、シニア犬や体調不良時にもおすすめの「ウェットタイプ」
水分含有量が70~80%で柔らかなウェットタイプの餌は、匂いも強いためとても食いつきがよく嗜好性が高いフードです。デメリットとして、価格が高いこと、与え続けると偏食気味になることなどがあげられます。
あごが弱くなったシニア犬や体調が悪いときにはおすすめ。食いつきが悪いときにトッピングとして混ぜるのもいいですね。また万が一の震災時、ストレスで食が細くなってしまうワンちゃんもいるので、そんなときのためにも防災グッズの中に準備しておくと安心です。
柴犬向けドッグフードおすすめ人気ランキング17選
ここからは柴犬向けドッグフードをおすすめのランキング形式でご紹介します。良質なタンパク質を含んだフードが多くランクインしています。好みや体調に合わせてあなたのワンちゃんにぴったりのフードを見つけてください。
コノコトトモニ このこのごはん
国産の鶏のささみを使用したヒューマングレードドッグフード
「大切な家族に与えるものだからこそ品質にこだわったものを選びたい。」そうお考えの方も多いのではないでしょうか。このこのごはんは、人間も食べることができるヒューマングレードのドッグフード。ワンちゃんに必要な栄養素が豊富に含まれており、愛犬の健康的な食生活に役立ちます。
主原料には、国産の低カロリー・高タンパクの鶏のささみを使用。筋肉質な体と豊かな被毛をもつ柴犬にとってうれしい素材です。さらに、食物繊維が多いモリンガやさつまいも、DHA・EPAが豊富なマグロなど、愛犬の健康をサポートする素材が贅沢に使用されています。
ノンオイルコーティングでお腹が心配な柴犬も安心
このこのごはんは小型犬に特化して開発したドッグフードなので、柴犬にもぴったり。小型犬の健康維持にアプローチしてくれる食材を配合しているので、愛犬のお悩みにもきっと応えてくれますよ。
小麦グルテンを含まず、保存料や酸化防止剤などの人工添加物も使用していません。人工添加物を回避できるのはうれしいですね。
人工添加物や保存料、酸化防止剤が使用されておらず、保存も密閉容器に入れて、1か月で食べきるようにと言うのがいいですね。使用部位もちゃんと明記されているところも◎。青パパイヤを入れているのは、作り手のこだわりを感じますね。
レティシアン モグワン ドッグフード
柴犬にうれしい良質な動物性タンパク源を50%以上配合
モグワンドッグフードは、ヒューマングレード(人間用)の食品工場から仕入れた食材を使用している※1、ドッグフードです。お肉とのバランスを考えて野菜とフルーツをたっぷりブレンドしており、「愛犬にこんなごはんを作ってあげたい!」という飼い主さんの想いにきっと応えてくれますよ。
動物性タンパク源を50%以上の配合しており、筋肉質な体と豊かな被毛をもつ柴犬にとって欠かせない良質なたんぱく質をしっかり摂ることができます。また、高品質な放し飼いチキンと生サーモンを使用しているため、食いつきが良さを実感できるでしょう。
動物性タンパク50%以上!偏食や少食の柴犬におすすめ
柴犬は、アレルギー性の皮膚炎になりやすいため、その原因の一つである食物アレルギーを回避できるフードを選びたいですよね。モグワンは、香料・着色料不使用で犬の体に不要なものを極力使用していません。
さらに、グレインフリーで、犬の食物アレルギーの原因となる穀物を一切使用していないため穀物アレルギーのワンちゃんにぴったり。柴犬におすすめのドッグフードです。
チキンとサーモンの詳しい明記が◎。犬はわかりませんが、人では鶏肉にアレルギーがある人は交差反応で魚にもアレルギーが起こる可能性があるので、鶏肉アレルギーの子は注意が必要だと思います。オメガ3脂肪酸の匂いや酸化に注意する必要があると思います。
※1 ヒューマングレードの食品工場から仕入れた肉・魚を使用。乾燥原材料等はペットフード用に生産されたものを使用。
ペルシア PELTHIA(ペルシア) ドッグフード
国際薬膳料理師監修のこだわりドッグフード
PELTHIA(ペルシア)は味・食いつき・安全性・栄養・品質、全てにこだわった国産無添加ドッグフード。国際薬膳料理師監修で、薬膳の考えである「医食同源」という思想を盛り込んでつくられています。
人間も食べることができるレベルの食材を利用したヒューマングレードで、品質のよさも実感できるでしょう。また、低温低圧製法で素材本来の栄養素や美味しさを保ったまま加工しているので、食いつきの良さにも期待できます。
偏食少食の柴犬でも大丈夫!フードローテーションが可能な4タイプ
体型や体調にあわせて4種類のタイプがあり、すべて柴犬が食べることができるものなので、愛犬の状況に応じて使い分けが可能です。また、まだ若く体の小さい柴犬でも食べやすい小粒サイズなのもポイントで、子犬から老犬まで末永くお使いいただけます。
グルテンフリーで麦類に麦類にアレルギーを持つワンちゃんにもおすすめです。また、添加物を徹底的に排除するためノンオイルコーティングで、素材本来の嗜好性を活かしたフードになっています。
金虎 プレミアムドッグフード おさかな
アレルギーになりやすい柴犬にうれしい主要アレルゲン不使用
「愛犬が肉アレルギー」「グレインフリーのフードを選びたい」「合成保存料など余計な添加物が入っていないフードがいい」など、愛犬のフード選びの際のお悩みはさまざまですよね。金虎のプレミアムドッグフードおさかなは素材にこだわったドッグフードなので、お眼鏡にかなうこと間違いなしですよ。
創業110年の鰹節屋が作ったこちらは、食品と同じ基準で厳格に管理され製造されており、食物アレルギーの原因になる「小麦・畜肉・卵・乳製品」は一切不使用。主要アレルゲンの持ち込みのない工場でつくられているため、アレルギー発症が多いとされる柴犬におすすめです。
柴犬も安心!アレルギー配慮が高い嗜好性抜群おさかなフード
自社工場で製造した薫り高い鰹節をふんだんに使用し、嗜好性ばっちり。鰹節にはタンパク質や必須アミノ酸が含まれているので筋肉質な柴犬の体を食事から支えてくれます。また、人間が食べるお刺身用のカツオ・マグロのカットしてしまう部分を使用しており、人が食べても大丈夫なほどの品質の高さも魅力です。
また、着色料・酸化防止剤等は不使用で犬の健康に不要な添加物は使用されていません。さらに、ノンオイルコーティングで一般的なドライフード特有の臭みやベタつきはなく、鰹節が香るやさしい風味のドッグフードに仕上がっています。
トリゼンダイニング UMAKA -美味華- (うまか) ドッグフード
良質なタンパク質を摂りたい柴犬にうれしい九州産華味鳥100%
「国産素材メインのドッグフードを選びたい」「原材料から厳選されたフードを食べさせたい」「安全安心にこだわってつくられたドッグフードを選びたい」など、愛犬のごはん選びの際の悩みは尽きませんよね。博多水炊きの名店『博多華味鳥』が味も品質もしっかりこだわってつくったUMAKA -美味華- (うまか)なら、そんなあなたのお眼鏡にもきっとかないますよ。
筋肉質な体と豊かな被毛をもつ柴犬が健康な体を作るためには、良質なタンパク質を摂ることが重要。UMAKA -美味華-(うまか)の原材料である鶏肉は、自然豊かな環境にある養鶏場で海藻やハーブを用いた専用飼料を与えて育てられた九州産華味鳥を100%使用しているので、良質なタンパク質を摂ることができます。
3つのフリーでアレルギー体質の柴犬も安心
UMAKA -美味華- (うまか)は、総合栄養食の基準を満たしており、フードと水を与えるだけで健康を維持するための十分な栄養を取り入れることが可能。栄養素が理想的なバランスで配合されています。
着色料・小麦グルテン・オイルコーティングの3つのフリーを実現しており、不要な添加物やアレルギーの原因になりやすい小麦を摂取しなくて良いのでアレルギーの多い柴犬におすすめ。また、ビフィズス菌・オリゴ糖やグルコサミン・コンドロイチンを配合し、愛犬の体を食から支えてくれます。
原材料や成分分析値が明確に表示されていて◎。九州産の厳選素材を使用していて、無添加、無着色なのはうれしいですね。脂っぽいイヤな匂いはしないし、食いつきもいいようです。
ライフワン 安心犬活 ドッグフード
93.3%の獣医師が推奨した※高品質ドッグフード
安心犬活は、品質をとにかく追求してつくられたドッグフード。しっかり選び抜いた新鮮な国産食材を使いFAMIC製造基準を満たした国内の専門工場で製造されています。
獣医師にも多数の評価を頂いており、93.3%の獣医師がこのフードを推奨すると回答しています※。大切な家族の毎日を支える食事にぴったりですね。
ノンオイルコーティングで柴犬の身体にもやさしい
安心犬活のレシピは、鶏肉・牛肉・馬肉・豚レバー・魚肉の5種類の動物性生肉を中心に野菜と果物をバランスよく配合したレシピ。筋肉質で豊かな被毛をもつ柴犬は、たんぱく質を十分に取る必要があるので、動物性生肉を中心に使用しているフードが適しています。
グレインフリーで穀物アレルギーを持つワンちゃんにも食べさせることが可能。無添加で、犬の体に不要なものを極力使用していないので、アレルギーになりやすい柴犬にうれしいですね。
※ 日本ビジネスリサーチ調べ。調査期間2024/2/6〜2/8
petandco(ペットアンドコー) natural one(ナチュラル ワン) ドッグフード
多種の良質なタンパク質で柴犬にうれしい
ナチュラルワンは、食いつきと栄養バランスを追求したドッグフード。鳥・馬・魚・大麦など、多種の良質なタンパク質を組み合わせたレシピで、グルメな子も飽きない工夫がされています。
低温加熱製法で熱に弱いタンパク質を始めとした栄養素の劣化を抑えながらつくられているため、素材本来の栄養素を摂ることが可能です。柴犬は、アレルギーや皮膚トラブルに気をつけたい犬種なので、劣化を抑えた上質なたんぱく質を十分に取ることができるのはうれしいですね。
柴犬の身体にやさしいグルテンフリー
ナチュラルワンは、グルテンフリーでグルテン(小麦タンパク)を含まないため、アレルギーになりやすい柴犬におすすめ。AAFCOの栄養基準を満たした総合栄養食なので、フードと水だけでワンちゃんの体に必要な栄養素を取ることが可能です。
乳酸菌・オリゴ糖が豊富に含まれており、体の内側からワンちゃんの体をサポートしてくれます。さらに、合成添加物を徹底して使用していないので、添加物に過剰に反応してしまう子にもおすすめです。
HAPPY DOG(ハッピードッグ) ドッグフード
犬の祖先である野生のオオカミの食事を参考にしたナチュラルフード
HAPPY DOGは、人間の食品と同じ基準で厳選した新鮮な食材でつくられた無添加ナチュラルフード。犬の祖先である野生のオオカミの食事を参考に新鮮な肉・魚・野菜・果物・ハーブ・植物オイルを組み合わせたレシピで愛犬の体を食事からサポートします。
水分を含まない乾燥ミールを使用しており、乾燥ミールが粗タンパク質量全体に占める割合はおよそ90%。内臓肉も使用しているので、ビタミンA、セレン、亜鉛をたっぷり摂ることも可能です。
グルメな柴犬必見!豊富なラインナップで好みが見つかる
柴犬に適した中型犬用のフードは、「フィット&バイタル」と「センシブル」の2つのシリーズがラインナップされており、それぞれ状況や年齢にあわせて種類を選ぶことが可能です。
被毛・肥満が気になる愛犬向けのものや子犬・シニア犬向けのものまで多種多様なので、あなたの愛犬にピッタリの一食もきっと見つかることでしょう。
Supremo(シュプレモ) 小型犬用 成犬用
食いつきのよさとコスパで高い評価
質の高いチキンをメインに、サーモンやラム、野菜などの厳選素材が互いに作用し、高い栄養価を引き出し合う「ホリスティック・ブレンド」を採用。ワンちゃんの体に嬉しいベリー類などの素材も使用されています。
また、αリノレン酸を豊富に含む亜麻仁やチアシード配合。酸化しやすい脂肪酸が含まれるものの、酸化防止には自然由来の成分が使われているのでうれしいですね。
CANAGAN(カナガン)ドッグフードチキン
上質なチキンを50%以上配合
食材が厳選された、チキンたっぷりのドッグフードです。品質にこだわったチキンの配合量はたっぷり50%以上。さらに穀物を使用せず、上質な食物繊維を多く含むサツマイモやエンドウ豆など、愛犬の身体にうれしい食材が使用されています。
小さめなサイズの粒もポイント。全犬種対応の商品ですが、粒の直径が1cm程度のため、チワワでも食べやすいでしょう。真ん中に穴が空いているため噛み砕きやすい点にも注目です。
ROYAL CANIN(ロイヤルカナン) 柴犬 成犬用
柴犬に特化したフードで美しいコンディションをサポート
ホームセンターなどでもよく見掛け、獣医さんでも勧められたという人も多いロイヤルカナンは世界100ヶ国以上で展開され、多くの犬種別フードを手掛けています。柴犬のために開発されたフードで、オメガ3・オメガ6脂肪酸が配合されています。
気になるのは主原料にトウモロコシや米が使われている点。運動量が多く、アレルギーにかかりやすい柴犬には少し不安が残ります。そしてソルビン酸Kは、発色剤として使われる亜硝酸ナトリウムと一緒に摂取することで、強力な発がん性物質が生成されるので注意が必要です。
WELLNESS(ウェルネス) 穀物不使用 小型犬種用 1歳以上 骨抜き七面鳥
七面鳥の生肉を使い、愛犬の体に大切な脂肪酸も多い
アメリカではトップシェアを誇るウェルネスはナチュラルフードのパイオニア的存在。ウェルネスのフードはどれも新鮮な肉や魚、野菜などを使い、できる限り添加物の使用を抑えています。
七面鳥は日本ではあまりなじみがありませんが、実は高タンパクでチキンよりも低脂質。犬の体にうれしい素材です。また、乳酸菌が4種類配合されており、強い味方になりそうです。
ARTEMIS(アーテミス) フレッシュミックス スモールブリード アダルト
人間の食品基準を採用したフード
人間が口にできるヒューマングレードの原料のみで作られており、合成添加物も一切使用されていません。メインにチキンと七面鳥が使われており、タンパク質25%と高い栄養価のフード。玄米とキビは、穀類の中でも比較的アレルゲンとなりにくい原料です。
多くの野菜や果物もバランス良く配合されていますが、不足しがちなビタミンやミネラルを補う添加物も見られます。その中でも亜鉛や鉄、銅はキレート化されて消化吸収を高める加工がされているのところもうれしいですね。
Butch(ブッチ)ブラックレーベル
ウェットフードの定番!グレインフリーで食いつきも抜群
食いつきのよさは口コミでも間違いないブッチ。生産国は食の基準が厳しいニュージーランドです。使われている牛や羊はストレスのない環境で牧草を食べて育ち、行政機関による厳しい検査にも合格。さらにすべての原材料の誕生から出荷まで追跡が可能という徹底ぶりです。
水分含有量は生肉と同じ70%に調整され、スプーンなどで簡単につぶせます。やはり気になるのは価格面。口コミでは、値段が気になるのでトッピングに使っているという飼い主さんが多く見られました。
AKANA(アカナ) アダルト スモールブリードレシピ
こだわりのカナダ産素材をふんだんに使用
アカナに使われるのは、すべて生産国カナダ産の放し飼いの鶏や天然のカレイといったヒューマングレードの素材のみ。犬は祖先であるハイイロオオカミの体内器官とほぼ同じである、との考えからタンパク質と脂肪を中心とした自然の中での食事を意識した素材で構成されています。
そして特筆すべき点は主成分タンパク質31%以上、脂肪20%以上という栄養価の高さです。そのため、1回に与える量も他のフードより少なめでいいので、品質とともにコスパの面でも満足できるフードです。
orijen(オリジン) オリジナル ドッグフード
新鮮な鶏肉や魚を骨まで丸ごと使用した自然に近いフード
犬の祖先たちが自然界で食べていたものを参考に、肉や魚を丸ごとすべて使うホールプレイフードが使われているのが特徴です。肉や魚の内臓に含まれるアミノ酸や脂肪酸、骨に含まれるミネラルなど非常に高い栄養価のフードになっています。
一般のドッグフードは高温で一気に食材を乾燥させますが、オリジンは自社工場でじっくり低温で加工するため、肉本来の栄養素や風味が損なわれません。全ライフステージ対応ですが、粒が少し大きめなので、子犬や食が細いワンちゃんにはぬるま湯でふやかしてあげるといいでしょう。
Nutro(ニュートロ) THE NATURAL CHOICE(ナチュラルチョイス) 小型犬用 成犬用 チキン&玄米
サツマイモや玄米で良質な食物繊維もプラス
ホームセンターなどでもよく見かけ、価格を抑えながらもできるだけ安全でよい品質のものを、という飼い主さんから支持されているのがこのニュートロです。
第一主原料にはチキンが使われているので運動量の多い柴犬にもぴったり。また、穀類である玄米や大麦も配合されていますが、穀類の中でもアレルギーを起こしにくい原材料なのでうれしいですね。すこし玄米の匂いが気になるので好みが分かれるかも、という口コミもありました。
ドッグフードは法律上日本では雑貨・ヨーロッパやアメリカでは食品と「生産国の違い」に注目
自分たちが口にする食べ物は国産を選びがちですが、ドッグフードについては国産・外国産どちらがよい、とは言い切れないようです。
先進国であるアメリカやヨーロッパなどでは、ドッグフードは人間の口にする食品や家畜の飼料と同じ法律で定められています。一方、日本ではペットフード独自の安全基準。家畜が口にすることの禁じられている、いわゆる4Dミートも、ペットフードには使用が許されています。
ワンちゃんの健康を守るためには、国産・外国産を問わず、まず使われている原料をチェックして、不安な点がないか確かめましょう。
まとめ
さまざまなドッグフードをご紹介しました。元気に走り回る柴犬に大切な動物性タンパクの割合や、心配なアレルギーの原因になる素材、美しいコンディションを保つ脂肪酸など、私たちがしっかり原材料を確認することで、ワンちゃんのいきいきとした毎日が保たれます。
餌を切り替える時はワンちゃんの体調に注意しながら、喜んで食べてくれるお気に入りのフードをぜひ探してあげてください。